風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言 -126ページ目

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

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〈13:37 JR魚沼田中~越後須原駅間〉


……昨日とは打って変わって雪が舞う只見線沿線。


天候というのは常に変化しています。
大自然の現象は、決して一定ではありません。
この魚沼に住んでいると、それがよくわかります。
スキーにお出でになられる方も、鉄道を撮りにお出でになられる方も。ダイナミックに変わる魚沼の天候で必ず一度や二度は苦い経験をされたことでしょう。

「大雪で只見線が止まりませんように!」
今日も私は祈ります。
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〈13:26 JR藪神~越後広瀬駅間〉


……今日は暖かい日差しが入りました。
夜から再び雪です。

雪未だ溶けぬ首都圏の皆さんの御無事を祈っております。

越後三山を望みつつ……
首都圏での大雪被害や事故のニュースが続いていますが、マスコミや行政は雪道や凍結路面に「気を付けろ、気を付けろ」と言うばかりで具体的にどう気を付ければ良いのか?ほとんどアナウンスしていないように見受けられます。
私にはそのことが事故の繰り返される要因とも感じられます。

そこで、我が国随一の積雪量とも言われる新潟県魚沼在住の私から僭越ながら首都圏での大雪対策として一言申し上げさせて頂き、少しでも皆さんのお役に立てればと思います。


まずは足元。
「ゴム長靴以外は履かない」

㎝単位で積もった雪道や凍結路面でハイヒールや底の平らな革靴など論外です。
滑る・安定感悪い・保温もできず足元が冷える、と悪いことずくめです。こんなものを履いて歩いたら雪国育ちの私達でも転びます。
同僚が長靴を履いてきたのを見て「重装備だねぇ(笑)」と茶化す人。やめましょう。アナタ自身が泣きを見ますよ。


次に移動手段。
「スタッドレスタイヤを履いている・いないに関わらず自動車は使わない」

意外に思われるかもしれません。「俺はタイヤもスタッドレスだし、雪道の運転は慣れているから大丈夫」という方もおられるでしょう。
しかしながら冷静に考えてみて下さい。
あなた自身はそうだとしても、あなたのすぐ横・前・後ろを走る車も同じだと言い切れるでしょうか?

或る意味、現在の首都圏の状態よりも、皆さんがスキーなどで来られる雪国の道の方がむしろ安全なのです。
雪国の車は秋の終わり頃に100%がスタッドレスタイヤに履き替えます。そのおかげで、いきなり自分の近くを走る車がスタックやスリップを起こして巻き添えを食らうなどの率が少ないのです。また、積雪の多い日でも定期的に路面は除雪車によってグルーミングされています。さらに定期的に凍結防止剤が撒かれています。
それら対策のおかげで不慮な事故からの未然防止を行っているのです。
それに対し、普段雪対策を考えていない地域では路面の積雪や凍結は全て放置されたまま。
一番怖いのは、そうした路面状況であるに関わらず、周りの車の多くは雪用のタイヤを用意していない点です。

お分かりでしょうか。いくら御自身の車が雪用対策万全でも、周囲から勝手に未対策の車がぶつかって来る可能性が大なのです。
ですので、首都圏では路上の雪・氷が完全に姿を消すまで、余程の事情の無い限り車の御使用は控えることをお勧めします。自転車・バイクなどは論外です!
今朝は早くから近所の子供達と家々を回り〆縄・正月飾りを回収。

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昨日作った雪の土台では地域連合会の方々により、既に松明が組まれていました。
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次々と、この松明に〆縄や正月飾りをくくりつけます。


そして、点火。
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魚沼の各地域で違いはありますが、この賽の神の火で餅やスルメイカを焼いて食べると一年間健康に過ごせると言い伝えがあります。
北魚沼ではスルメイカのみですが、皆がこぞってスルメイカを火であぶります。
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会場に来た人々には、大人は御神酒。子供達にはソフトドリンクとお菓子が振る舞われます。

私もスルメイカを肴に、北魚沼の地酒「緑川」を頂きました。
雪降る中、賽の神の炎で暖を取りながらの一杯は格別です。
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……今年も皆が健康で幸せに暮らせますように!
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……昔から我が魚沼地域では、この真冬の時期に成人式はほとんど行われていません。
理由は、この時期の魚沼は大雪で交通機関が麻痺しやすく人が集まりづらいからです。そこで大抵は真夏のお盆休みなどに成人式を行っています。真夏で晴れ着は暑苦しいので、女性はほとんどスーツ姿での成人式が魚沼では普通です。
では、この1月の連休は魚沼ではどういった行事がメインかと言うと……
小正月(こしょうがつ)です。

魚沼地域では三が日の他に7日のいわゆる七草粥の日を「七日正月」、15日辺りを「小正月」と呼んで、いつまでも正月を名残惜しむかのような雰囲気が続きます。
魚沼地域の小正月行事として一般的なのが「賽の神」(さいのかみ)と言う、広場で大きな藁の松明を作り、そこで町内の正月飾りや神札、書き初めを集め燃やして新年の無病息災を祈願する一種の祭りです。
国内の他の地方では「左義長」と呼ぶ地域もあるんですってね。話を聞きましたら、だいたい同じ内容の祭りです。

私が首都圏に住んでいたころ、期間の終わった〆縄や正月飾りを持って行く所を探しましたが無く、当然「賽の神」のような行事も無く、それらをゴミと一緒に捨てるのが普通なのを初めて知った時、愕然としました。
やはり仮にも歳神様が宿った正月飾りをゴミと一緒に捨てるということに、私はどうしても抵抗があったのですが、近年のダイオキシン問題もあって簡単に物を燃やせない首都圏の事情では仕方の無いことなのかもしれないと納得したのを思い出します。

今日は、明日行われる「賽の神」の松明を組む土台を地域の方々と作りました。
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大きな藁の塊を燃やす松明は激しい炎を出す為、雪の深い広場が昔から「賽の神」の会場として選ばれています。
皆でカンジキ(雪に埋まらない為に足に履くアメンボのような物)を履いて歩き回って新雪の原野を踏み固め、広場を作ります。
それから、松明を組む為の舞台(雪のステージ)を皆で雪を固めて作り上げます。
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今日の作業はここまで。
明朝、本番前に各家々を回り正月飾りを集めたり、この土台に松明を作ります。