世間では成人式シーズンのようですが…… | 風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

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風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

……昔から我が魚沼地域では、この真冬の時期に成人式はほとんど行われていません。
理由は、この時期の魚沼は大雪で交通機関が麻痺しやすく人が集まりづらいからです。そこで大抵は真夏のお盆休みなどに成人式を行っています。真夏で晴れ着は暑苦しいので、女性はほとんどスーツ姿での成人式が魚沼では普通です。
では、この1月の連休は魚沼ではどういった行事がメインかと言うと……
小正月(こしょうがつ)です。

魚沼地域では三が日の他に7日のいわゆる七草粥の日を「七日正月」、15日辺りを「小正月」と呼んで、いつまでも正月を名残惜しむかのような雰囲気が続きます。
魚沼地域の小正月行事として一般的なのが「賽の神」(さいのかみ)と言う、広場で大きな藁の松明を作り、そこで町内の正月飾りや神札、書き初めを集め燃やして新年の無病息災を祈願する一種の祭りです。
国内の他の地方では「左義長」と呼ぶ地域もあるんですってね。話を聞きましたら、だいたい同じ内容の祭りです。

私が首都圏に住んでいたころ、期間の終わった〆縄や正月飾りを持って行く所を探しましたが無く、当然「賽の神」のような行事も無く、それらをゴミと一緒に捨てるのが普通なのを初めて知った時、愕然としました。
やはり仮にも歳神様が宿った正月飾りをゴミと一緒に捨てるということに、私はどうしても抵抗があったのですが、近年のダイオキシン問題もあって簡単に物を燃やせない首都圏の事情では仕方の無いことなのかもしれないと納得したのを思い出します。

今日は、明日行われる「賽の神」の松明を組む土台を地域の方々と作りました。
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大きな藁の塊を燃やす松明は激しい炎を出す為、雪の深い広場が昔から「賽の神」の会場として選ばれています。
皆でカンジキ(雪に埋まらない為に足に履くアメンボのような物)を履いて歩き回って新雪の原野を踏み固め、広場を作ります。
それから、松明を組む為の舞台(雪のステージ)を皆で雪を固めて作り上げます。
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今日の作業はここまで。
明朝、本番前に各家々を回り正月飾りを集めたり、この土台に松明を作ります。