風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言 -107ページ目

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

……ここは南魚沼市、牧之通り裏の鈴木牧之記念館前広場。
実は、ここ鈴木牧之記念館の建っている場所はHARIMAの通っていた小学校の跡地なのです(現在、校舎は別の地に移転)。

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……その広場の一角にある、大きな石碑。
その石碑の前に、樹齢の古い桜の木が二本立っています。

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この石碑も桜の木も、HARIMAが小学生だった昔……いや、それ以前からずっと立っていました。

よく、この石碑の周りで隠れんぼや鬼ごっこをして遊んだものでした。

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この桜は、毎冬数メートルもの積雪に埋もれては耐え抜き、埋もれては耐え抜きながら何十年もの時を越え、毎年咲き続けて来ました。

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そして今年もまた。
暖かい地方や首都圏からは1ヶ月近くも遅れましたが、見事に咲き誇りました。

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「難きに耐えて励めよと
告ぐるか里の深き雪
………
都の華は遠くとも
望みの春は永久(とこしえ)に」
(南魚沼市立塩沢小学校校歌より)

……雪国にとって咲き誇る桜は、長く厳しい冬を耐え抜いた末に晴れて迎える、勝利の凱歌そのものです。

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今朝起きたら、雪が降っていました。


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〈07:22 JR小出~藪神駅間〉


魚沼エリアへ春スキーに御車でお出での皆さん。
午後には雪も止むようですが、お帰りは慎重に運転を。

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……今朝は久々に冷えましたね。
現在、春スキーで賑わう魚沼市・大原スキー場近辺の守門岳も、御覧の雪化粧です。
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ところで。
未だ厚い雪の積もる只見線沿線には、こんな状態の踏切があります。

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踏切そのものは辛うじて姿を現していますが、御覧のように周囲は完全に雪に閉ざされています!

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この踏切の通る道路が冬期閉鎖中の為、このように踏切のみが取り残されているのでしょう。
積雪がピークとなる真冬の間は、その姿さえも完全に隠れてしまいます。
雪深い地域を走る只見線には他にも、こうした「冬の間だけ閉ざされる踏切」が数ヶ所存在するのです。


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〈13:36 JR越後須原~上条駅間〉

列車が通過中も、この踏切は問題無く作動していました。

雪消えまで誰も通らない、雪原の踏切です。

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風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言
〈4/12 12:03 JR浦佐駅〉(クリックで拡大)

……この日、JR浦佐駅の横を走る国道17号から、私は思いがけない鉄道車両を偶然目の当たりにした。

直流電気機関車EF64-1000番台。
その製造第一号、1001号車がJR上越線浦佐駅に停車していた。
1980年製の、今年33歳を迎える電気機関車は現在はほとんど見ることの無い、我が国電気機関車伝統の色「ぶどう色2号」を身にまとっていた(1980にこの色に塗り替え)。

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そして車両の横っ腹に見える白線が、この電気機関車をタダ者ではないと語っていた。
しかし……
私にとってはEF64-1000番台という電気機関車そのものの存在こそが、既にタダ者ではなかった。
ブルースことEH200ブルーサンダーが走る直前までの上越線の貨物そして上越線を走っていたブルートレインを牽引し、厳しい山岳越えを宿命とした装備の数々を身に付けた「ロクヨン・1000番台」は、上越線の為に生まれて来た直流電気機関車だった。

その第一号車を目の当たりにし、私が興奮しないわけなど無い。
後ろに台車のみの貨車を二両引いていたが、あまりの興奮に確認をせず仕舞いとなった。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

車両を一周し引かれている白帯は特別客車引きの役割を伝えてもいるが、私などはそれ以上にこの「ぶどう色2号」のカラーリングこそが、かつて往年の上越線の貨物・客車を引いた花形電気機関車の大先輩・EF15&16、EF58の正統な後継者たらんことを表しているように思える。

この一両に出会えた偶然を喜び、感謝したい。
現在は高崎機関区に所属だそうだが、これからも是非、元気に活躍し続けて行って欲しい直流電気機関車だ。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

……私が撮影を終えるのを待っていたかのように、このロクヨン・1001号車は「ピィ~~~~~!!」と甲高い汽笛を一発吠えてから、上越線を長岡方面へ走り去って行った。