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CHOROQ COLLECTOR’S BLOG

発足から今年で33年目のチョロQコレクターズクラブ代表が綴るブログです。ここ数年はトミカとホットホィールにハマリ中。時々韓ドラとK-popネタやハワイネタも挟みます。

順を追って左へ進むと、90年代のチョロQが目立ち始めた。
初期のハイグレードなどは2台ずつ並んでいる。



その展示品の中で最も輝いていた物は、ジュエリーケースに保管された、
純金のスカイラインGTRだ。
ヘッドライトにはダイヤモンドが埋め込まれているという極上の逸品だった。



しかし、当時の僕らは、そんな金持ちの道楽で造られた物よりも、
A品番の透明やメッキのチョロQの方が光り輝いて見え、
ずらりと並んだチョロQコンテストの
金賞銀賞展示ケースの前から離れられなかった。



ペニーレーサーもあり、どれもパッケージには入っていないが、
初めて見た物ばかりで気が遠くなりそうだ。

見る物どれも新しい物ばかりで、1日いても飽きないような展示室。
気がつけばチョロQ展示室だけに2時間以上居座っていた。

一通り館内を見学して、最後にまた売店に戻って来た。
売店は入り口の左右にあり、先程と逆の売店へ入ってみると、
そこにはチョロQの限定品が売られていた。
A品番の物とは違うが、ゴルフを除いたフォルクスワーゲンセットの3台と
シェビーバン、この4車種が、5色のカラーバリエーションを展開している。



良く見ると、あまり出来のいい物でも無い。
1303タイプは、ボンネットが閉まらない物もあるし、
クリアーケースと本体の一部に「リカちゃんキャッスル」のステッカーが
ヨレヨレと貼られているだけの物のようだ。
しかも全種揃っておらず中途半端だった。



しかし何も買わずに帰るつもりは無かったので、
一応在るものだけを購入する事にした。



買い物を終え、外へ出て車に向かいながら友人と話した事は、

「何か無理っぽいね」

「そうだなぁ…まだまだ先が長すぎる…」

ここの展示品を見て、あまりのバリエーションの多さに圧倒され、
物理的、また金銭的にチョロQを集め続ける事は
非常に困難だと思い知らされるのだった。

いろいろな物を集めては飽きの繰り返しだったが、
チョロQは収集を開始してまだ2年。
まだまだ先は長いが、諦めるのはまだ早いと、帰宅後にあらためて思い直した。
チョロQは人生最後のコレクションとなるだろう。


それから数年後、磐越道が開通した事により、
リカちゃんキャッスルへの道程は短くなった。
その頃、横浜のToyShowで知り合ったY氏らと共に
チョロQ探索で福島県内をまわる話があり、
途中リカちゃんキャッスルに立ち寄る計画を立て、再度行く事になった。

到着後、チョロQ展示室にまっすぐ向かったが、展示品の数は激減していた。
以前見た時の3分の1程度だろうか。
以前チョロQが展示されていたスペースは、
シュタイフのテディベアに変更されていた。

売店へ行くと、相変わらず例の4車種が売られていたが、
やはり全種は揃わない。取り敢えずまた、ある物だけ全部買っておいた。

それからも、何度か足を運んだが、行く度に展示の様相は変わり、
今ではチョロQの展示品は無くなっている。


その後。
リカちゃんキャッスルに展示されていたチョロQは、
その後キャッスルの保管倉庫に移動され、数年後に某団体へ渡る事となった。
「チョロQEXPO'03」で展示に使われた物は、リカちゃんキャッスルと某団体、
そして某無名コレクターからお借りした混合であり、
後にその一部は「タカラトミー展」にも使用された。

他に、チョロQEXPOで使用しなかったブラックメッキのバリエーションや
金太郎オリジナルのメッキやクリアーが100点程あったが、
某団体により一時的にリカちゃんキャッスルで展示された為、
見学する事が出来たが、残念ながらそれも今では終了している。

夏も間もなく終わります。
最近雨ばっかりで、梅雨みたい。
この時期雨が長いと、9月10月はきっと暑いよ!

さて今日もシークレットコレクション。
本日はコチラ。
A-40 パジェロ・ターボ (試作からのレジン成型)



前回同様レジン物です。
四角いボディで、あまり目立ちませんが
実は良く作りこまれています。
職人技ですね。



サイドビュー。小さなドアミラーやドアノブがあります。



リアビュー。これは地味な感じ。



シャーシーはこんな感じ。車輪はつけずに終わったようです。



当時はこのレジン成型品を作って、いろいろテストをしたみたいですよ。
色を着けたり印刷したり削り込んだりと。

という事で、また次回、お楽しみに。

 

鎌倉の友人から、また誘いの電話がかかってきた。

「リカちゃんキャッスル行かない?」

人形コレクターの人から、その存在は聞いてはいたが、
何故この彼がリカちゃんのお城に行きたいのか、最初は解らなかった。
しかし話を良く聞くと、中は博物館のようになっていて、
チョロQを含む歴代のタカラ玩具が展示されているという。
そういう事なら行かねばなるまい。

「リカちゃんキャッスル」

旧タカラの福島工場跡地に建てられた、博物館を兼ねた城型の人形工場である。
当時はタカラいわき工業の管轄化にあった。

電話が来た日から数日経った平日の早朝、友人に車で迎えに来てもらい、
リカちゃんキャッスルのある福島県に向かった。

常磐道で、いわき中央ICまで行き、あとは地図を見ながら少しずつ進んでく。
現在は磐越自動車道小野ICから5分と近いが、
それまでは、いわき中央で常磐道を降り、
細い一般道路を地図を頼りにして行くしか方法が無かった。

数キロ毎に、色褪せたリカちゃんキャッスルの立て看板があったが、
それを見逃せば完全に迷う。
途中、工事中の道を迂回させられて迷う事もあった。

そんな状況の中で、慎重に探していたら、遠くの方に、
とんがり帽子の屋根を発見。

「あ、たぶんあれだ」

高速を降りて約40分、退色した雑な案内板だけを頼りにして、
ようやく目的地に到着した。



平日午前中の為、駐車場に他の車は無い。
平日の朝から来る人はなかなかいないのだろう。
そんなガラガラの駐車場の隅に車を停めて、中に入ってみる事にした。

チケットを購入して入り口から入ると、巨大な等身大リカちゃんと、
数百体の同じ服を着たリカちゃんに出迎えられた。
中には売店があり、発売したばかりのジェニーフレンド「ジュリアナ」が、
スピーカーから流れるジュリアナ東京のレイヴサウンドと共に
大きく展示されている。




キャッスルの工場で働く職員の服を着たリカちゃんや、
その他の限定物も並んでいた。

売店はあとでゆっくり見る事にして、展示コーナーへ足を進めた。
基本的にはタカラ製の人形の歴史がうかがえる展示内容なので、
やはり人形が多い。

かつて姉が持っていた人形と同じ物が、
ショーケースにいくつも並べられている。

窓から下を覗きこむと、人形工場が見えた。
国内生産の人形はここで製造されているらしい。

奥へ進むと、今度は男児玩具の展示室が見えてくる。
タカラだけでなく、いろいろなメーカーの玩具が展示され、
多くのキャラクターで賑わっていた。ポピーの超合金の金型まである。

タカラの物は、GIジョーや変身サイボーグ、ミクロマン、ダイアクロン、
トランスフォーマーらが、シリーズや年代を考えずに展示されている。
博物館として、この展示は如何なものだろうかと、少し不満ではあったが、
残された数少ない在庫での展示ではこのような見せ方しか出来ないのだろう。







しかし後ろを振り返ると、壁一面の展示什器に、
豆ダッシュからのチョロQがビッシリと並べられていた。
(当時はあまりの量に圧倒されて気にならなかったが、
今思い返すとチョロQの展示もバラバラだったと思う)



2人とも、整然と並べられたこれだけのチョロQを、
一度に目の当たりにするのは初めての経験だ。

「すげーなぁ」と唸るばかり。

展示品には、当時の改造コンテストの作品も数多く並んでいる。
友人が
「この改造してあるやつって元は何だったんだろね?」
というので、シャーシーを下からのぞきこんで見てみると、
「テクノチョロQ」という文字が見えた。



「テクノチョロQって何だ?知らないな?」

「80年代だからYMOとか関係あんのかな?」

「すえっ子みたいなチョロQあるよ」

「おぉこれも見た事ないねぇ、何で出来てんだろな?七宝焼きか?」

「全部で何台あるかね?」

「軽く500…いや1000…は無いけどそれに近いな」



などと、誰もいない展示室で2人だけで盛り上がっていた。
後に試作品と判るが、改造品なのか試作品なのか判らないような
手作りの物もあり、ここに並んでいる物は、80年代前半の物ばかりだった。

続く。


浅草に程近い場所に、合羽橋道具街という商店街がある。
ここはキッチン用品や雑貨中心の商店街。
当時の僕は、厨房に入っていたので、ここへは良く来ていた。
しかし、だいたい行く店は決まっていたので、
あちこち歩き回る事は無かったが、新しい食器を探しに行く事があり、
合羽橋を隅々まで歩く事があった。

あまりお金をかけずに大量の食器を買わなければならないので、
その点で合羽橋は便利。

小一時間歩いていると、店頭に等身大の怪獣のハリボテが
置いてある玩具店を見つけた。
今時手作りのハリボテ怪獣が店の前に置いてあるのも珍しい。
食器探しは後回しにして、とりあえず入ってみる事にした。

店内の商品はまばらで閑散としている。
そして中途半端に古い物が売れ残っていた。
今の子供達が出入りしているとは思えないが、普通に営業はしているようだ。
おそらく、現在まで生き延びて来られたのは、
近所の子供達に支持されて来たからだろう。
しかし子供達の遊び方の変化に対応しきれなかったのか、
ゲーム関連や新しい商品は置いて無い。閑散としているのはその為だ。

良く見ると、僕にとってはなかなかいい物が残っているのに気がついた。
バンダイのサンダーバードのプラトイやフィギュアがいくつも積み上がっている。
手にとって見ていると、奥から出てきた店主らしきおばさんが

「それみんな半額でいいわよ」

と、ニコニコしながら言ってきた。

半額なら尚更全部買いたい所だが、これから両手いっぱいの
食器を持ち帰らなければならない事を考えれば不可能だ。
まあ店の場所は覚えたし、事情を説明して

「欲しいけどこれから大荷物になるんでまた次回買いに来ます」

と、今回は丁重に断った。

しばらく店内を見渡したあと、いつものように

「チョロQはないですか?」と聞くと、

「チョロQはないわねぇ」とすぐに答えが帰ってきた。

「ミニカ-ならあったかな?」
と、店主がゴソゴソとあさりはじめると、
ボロボロに破けた箱が見つかり、箱の無いトミカが数台出てきたのだが、
そのボロボロの箱を良く見ると「すえっ子チョロQ」の文字が見えた。

「あっ、これチョロQ?」

「あホントねチョロQって書いてある」

おばさんも忘れていたようだが、僕も最初それを見て
チョロQだとは思わなかった。
すえっ子チョロQの「スタートハウス」という物は初めて見た。



家の形をしたケースの中に、すえっ子チョロQが収納されている。
チョロQならいくつ買っても大した荷物にはならない。
そう思い、良く吟味して同じ物がダブらないように選んだ。
しかし、箱絵を見る限りケースは8種類、
中に入っているすえっ子チョロQのバリエーションを入れると、
ここに残っていた物だけでは全部揃わないのが判ったので、
ケースの違いだけを見て6個購入した。
他に、非売品の箱無しトミカも一つ購入。



チョロQ探しの旅に出ても、なかなか良いものは見つからないが、
何故か偶然発見した店では、こんな事が時々あるのだ。

この情報を、Y氏に知らせたら、数日後にY氏から一通の手紙が届いた。
手紙には

「情報ありがとうございます。早速行ったみたら、
いくつか残っていたので全部買いました」

と書かれていた。

今思い返すと、こんなやりとりが出来たこの頃は平和な時代だったと思う。


友人が主催するツーリングチームがある。
ここ数年は主だった活動はしていなかったが、最近活動を再開したようだ。
活動拠点が九州なので、もし九州に行く機会があればまた参加したい。

話は関東を中心にツーリングしていた時代に遡る。
ある日、この友人(チームリーダー)と、メンバーの一人の家に行く事があった。

彼はバイクマニアだが、同時にアニメオタクでもある。
彼は他にも異質な所はいろいろあるが、
彼の家では幼い頃に買って貰ったおもちゃなどは、
親の許可が無い限り処分出来ないという、妙な規則があった。
それ故、彼の部屋には、マニアやコレクターが唸る代物が
あちらこちらに置かれていた。

昭和40年代の雑誌「めばえ」「たのしい幼稚園」「小学一年生」などが、
ほぼ新品状態で押し入れに積んであり、
かごの中には、それら雑誌の懸賞で当選したらしき、
ブルマァクのミニソフビが山のように入っている。
別の収納には、60年代から70年代のルースのホットホィールが数十台、
ゾフィのジャンボソフビ、ロボダッチの合金玩具、ブロー成形の仮面ライダーとサイクロン、
バンダイのマクロス・エリントシーカーなど、名前を挙げればキリがない。
コレクターでもないのに、これだけのお宝を所持している人物は
なかなかいない。彼はバイクの修理代が欲しいと言っていたが、
この部屋にある物をいくつか売却するだけで賄えそうだ。

そこで、「チョロQはないの?、何かいいのあれば買うよ!」
と聞いてみると、
「そんなに古いのは無いけどいくつかありますよ」
という。
「あ、でも買って貰った物は駄目なんだっけ?」
「いやこれは自分で買って持ってるやつだから。何かいいのあるかな?」
といいながら、小さめな段ボール箱を取り出して来た。
大人になってから自分で購入した物もあるようだ。
別の意味で少し安心した。
しかし安心したのも束の間、その小箱の中を見ると、
驚いた事にピンク色のミッド4を含む初期のHGが何台も入っていた。
ポルシェ959やランチアストラトス、ルノー5ターボなどの外車から、
MR2やトヨタ2000GT、シルビアターボなどの国産スポーツカーまで。
いくつかはまだカタログでしか見たことがない物だった。



ピンクのミッド4などは、あるコレクターの写真でしか見た事が無く、
本当にそんな物があるのかと言っていたくらいだ。



彼はこれを売ってくれると言う事で出して来ている。
あとはこれらをいくらで譲ってくれるのかを確認するだけだ。

「こんなのしかないですけど…」と言う彼に、
僕はいたって冷静に
「うーんいくつかは持ってるんだけどさ、全部だったらいくらになるの?」
と尋ねてみた。
すると彼は、
「いくらって言われても値段わかんないすねぇ…あでもやっぱ…」
「やっぱ何?」
「やっぱやめようかな、結構カッコイイし」
ここまで見せられて売るまで言われ、やっぱり止めたと言われれば、
逆に何が何でも欲しくなる。
「適当でいいから値段つけてよ、自分の納得する金額でいいから」
彼はしばらく唸っていたので、その間に僕も考えた。

(ここにある外車は大体持ってる。欲しいのは国産スポーツカー4台だ。
彼が気に入っているのは多分外車。それは諦めよう。)



「じゃあ国産車だけでいいよ、外車はカッコイイからとっとけば?」
と、彼に相談を持ちかけると、
「そうすね。じゃあ外車はとっときます。他のはいいですよ」
「OK、じゃあこの4台だけ持ってないからこれで1万4千円でどう?」
「ホントに?ぜんぜんいいすよ!どういう計算するとそんな金額になるんですか?」
「いや単純に一台3500円だよ。いいでしょ?定価の10倍だよ!」
「あ、そんなになるんですか。高いって言っても一個1000円くらいだと思ってたから」



こうして、僕のウチには新たに4台の初期HGが納車された。
ピンクのミッド4が化けるのは、
ネットオークションが一般化するずっと後の事である。
この時はまだ相場価格など存在しない時期だった。

こんな楽しめる彼の家だが、実は僕とリーダーには
それ以上に耐えられない程キツい問題があった。

「猫」だ。

動物好きな僕は、特に猫嫌いではないが、リーダーは大の苦手。
子猫が飛び跳ねるだけでビビるほどだ。
しかし猫がいる事自体には何も問題は無い。問題なのは「臭い」だった。

副鼻腔から眼下を通り脳を貫く程のキツい臭いが、この家には充満していた。
幸い、その臭いは、チョロQ達に移る事は無かったが、
この家を離れたあと、2日間くらい鼻からこの匂いが消える事は無かった。