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「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

いつも応援してくださるみなさまのおかげで、4月17日(金)、当店は開業14周年を無事に迎えることができました。お祝いに来てくれたみなさま、メッセージをいただいたみなさま、ありがとうございました。お花、お酒、果物など、たくさんのお祝い品(この記事の最後にまとめてご紹介)もいただきました。心より感謝いたします。今後ともよろしくお願いします。

 

本日(19日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(26日)は、お休みをいただきます。

 

昨日(18日)は、当店の毎月恒例イベント「第103回・定例会」を開催しました。この会は「ひとりではなかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよ」という趣旨で、こういったイベントを通して、お客さん同士、当店や僕も含めて、いろいろなつながりが生まれたり深まったりしてくれたら、という思いで、基本的に毎月開催しています。

 

今回は、開業月なので豪華なラインナップを揃えましたよ。

 

 

画像は、左から、カバラン・蘭(らん)、ローズアイル12年、イダルゴ・ラ・ヒターナ、グラハム・トウニー10年。「カバラン・蘭」は、台湾ウイスキーの代表格、カバランの創業地、宜蘭県(ぎらんけん)に敬意を表して造られたボトルで、銘柄名は、噶瑪蘭(カバラン)、宜蘭、蘭の花にかけています。蘭の花をあしらったラベルも美しいですね。バーボン樽、ポートワイン樽、削って再焼き入れしたSTR樽で熟成を施しており、花のような香りに、バニラ感、果実感、樽由来のウッディさもあり、全体的にエレガントな仕上がりでとても美味しかったです。

 

 

「ローズアイル12年」は、スコットランド北部、スペイサイド地方産のシングルモルト・ウイスキーです。総合酒類最大手のディアジオ系の最新鋭蒸溜所で、ジョニーウォーカー・ワインカスクの原酒として初めて使われ、最近ではジョニーウォーカー・ブラックルビーの原酒としても使われています。ファーストフィル(1回使用)・バーボン樽、リフィル(複数回使用)樽で12年熟成、カスクストレングス(樽出し)の56%で瓶詰めされた限定品です。毎度お馴染み、Fさんからの寄贈品です。貴重なボトルをいつもありがとうございます。基本的にはバーボン樽系の味わいではあるのですが、バニラ感だけでなく、花のような香りと果実感もあり、面白い仕上がりでした。

 

 

「イダルゴ・ラ・ヒターナ」は、シェリーの名門、イダルゴ社の看板商品です。パロミノ原酒を海辺の街にて酵母被膜下で熟成させた、すっきり辛口のマンサニージャ・タイプで、ソレラ・システムで5年程熟成を施しています。ロマ(ジプシー)の女性が描かれたラベルも印象的ですね。

 

 

「グラハム・トウニー10年」は、ポートワインの名門、グラハム社のラインナップのひとつで、同社の得意とする長期熟成トウニー・ポートワインです。長期間の樽熟成により、赤ワイン由来のタンニン感が薄まってまろやかになり、酸化熟成の影響で褐色(トウニー)を帯びた色合いになっています。今回のラインナップのうち、カバラン・蘭はポートワイン樽で熟成を施しているので、何かの参考になればと思い投入しました。ポートワインは久しぶりでしたが、シェリーとはまた一味違った美味しさがあり、これはこれでいいですね。

 

 

スイーツ担当のUさんは、ティオペペ染み染みのフルーツゼリーを作ってきてくれました。果実感のあるウイスキーたちとの相性もよかったです。

 

 

Yuちゃんの差し入れ、トリュフ・チョコレート。

 

 

Noちゃんの差し入れ、チーズトリュフ白つまみ。

 

 

僕は、茄子のラタトゥイユ風を作りましたよ。茄子、玉葱、肉団子をトマトソースで炒め煮にしました。皆にも好評でよかったです。

 

 

また来月も、定例会、ゆるい会のダブル開催を予定しています。このところ、参加してみたいという方々も増えてきましたが、新規メンバーも大歓迎です。席に空きがあれば飛び入りもできますが、予約申し込みしていただくと、おつまみなども確実に用意できます。興味のある方は、お気軽にお問合せください。

 

最後に、14周年祝いにいただいたお祝い品たちをご紹介です。

 

まずはお花から。

 

近所の喫茶店「BEATRICE(ベアトリーチェ)」のママより。

 

 

近所のスナック「AVANTI(アバンティ)」のママより。

 

 

近所のレコードバー「BAR 3614」のマスターより。

 

 

近所の喫茶店「猫目堂茶店」の店主より。

 

 

Kaくんより。

 

 

Kaちゃんより。

 

 

同じ並びの天麩羅屋「あんばい」の大将より。

 

 

いつもお世話になっている花屋「フローリスト鹿島」さんより、イバラキング、アンデス、ジョナゴールド。

 

 

続いて、お酒たち。

 

Fさんより、スペシャル・リリースのオーバン10年。

 

 

Yaさん、Ykちん、Maちゃんの3人より、アマハガンの陶器製・干支ボトル。

 

 

Ykちん、お手製の可愛いカードつきでした。

 

 

Ykさんより、ダイヤメ焼酎。

 

 

近所の味処「田ちゃん」の大将より、響JH。

 

 

Uさんより、グレンドーワン8年。

 

 

こんなにたくさんのお祝いまでいただいて、とてもとても嬉しいです。みなさま、本当にありがとうございました。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

いつも応援してくださるみなさまのおかげで、本日(4月17日)で、当店は開業14周年を迎えることになります。日々を送っていると様々な出会いや別れがあり、良いことも悪いことも含めて本当にいろいろなことがありますが、こうして毎日、店に立つことができているのは、変わらずに支えてくださるみなさまのおかげです。心から感謝しています。

 

飲食業に転職したときからずっと応援してくれていた母が4年前に亡くなり、こういった周年の節目を見届けてもらえないことは本当に残念でなりませんが、きっと見守ってくれていると思います。

 

長年変わらずに来てくれている方にも、久しぶりに顔を出してくれた方にも、最近来るようになった方にも、初めて来てくれた方にも、なるべく多くの方々にとって居心地のよい場所となれるように、忙しない日常の中で一息つける止まり木となれるように、これからも努めていきたいと思っています。みなさま、今後ともよろしくお願いします。

 

 

おまけ。

 

染井吉野は散ってしまったけれど、満開の八重桜がとっても綺麗です。

 

 

なお、今度の日曜日(19日)は、お休みをいただきますので、よろしくお願いします。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

4月も中旬に入りました。今月は雨の日が多く、いまひとつ活気のない日々が続いていますが、今週は17日(金)で開業14周年を迎える記念ウイークでもあるので、しっかり立て直したいところです。みなさま、応援よろしくお願いします。

 

本日(12日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(19日)は、お休みをいただきます。

 

昨日(11日)は、ゆるい会の第41回として「ゆるい4月会」を開催しました。ゆるいラインナップを飲みながら、こってりマフィンを食べて、ゆるい(チルい?)時間を過ごそうよという、まったりとしたイベントで、昨日も1人、新規の方がいましたが、新規参入も大歓迎ですので、興味のある方は、ぜひお問合せください。

 

今回は、お手頃価格のブレンデッド・ウイスキーを揃えました。参考商品として、最近発売になったばかりのジョニーウォーカーも並べましたよ。

 

 

画像は、左から、カティサーク・ストーム、ソガイニ、ジョニーウォーカー・ブロンド、アルプス・アップルワイン、人気一梅酒。「カティサーク・ストーム」は、帆船カティサーク号のラベルでお馴染みのブレンデッド・スコッチ、カティサークのプチ上級品です。通常品に比べてモルト原酒の比率が高く、熟成期間も長めなので、まろやかな仕上がりになっています。カティサークのメイン原酒は、グレンロセス、マッカラン、ハイランドパーク、ブナハーブンなど、シェリー樽熟成のものが多いため、このカティサーク・ストームも程よいシェリー感があります。コスパも良好でなかなか美味しかったのですが、残念ながら終売になってしまい、現在はプチ上級品の後継として、ノンチル(冷却濾過無し)、50%のハイプルーフで濃いめに仕上げた、カティサーク・プロヒビションが登場しています。

 

ラベルには、嵐(ストーム)の中を進むカティサーク号。

 

 

ノンチル、ハイプルーフのカティサーク・プロヒビション。

 

 

「ソガイニ」は、広島県の桜尾ブルワリー&ディスティラリー製のブレンデッド・ウイスキーで、銘柄名は広島県の方言で「そんなに」の意味です。比較的お手頃な価格(¥2200)でありながら、モルト、グレーン、ともに自社製の原酒のみで造られており、ジャパニーズ・ウイスキーとしての業界基準を満たしているのがすごいところです。お手頃なウイスキーは海外原酒やグレーンスピリッツをブレンドしているものが多く、この価格帯までのウイスキーでジャパニーズ・ウイスキーの業界基準をクリアしているものは、大手を含めても角瓶、オールドくらいしかありません。桜尾B&Dの企業努力が素晴らしいですね。同社のブレンデッド・ウイスキー、戸河内を若くしたような感じですが、軽めで飲みやすく、コスパも良好な1本です。

 

 

「ジョニーウォーカー・ブロンド」は、ブレンデッド・スコッチの最大手、ジョニーウォーカーの新製品で、4月7日(火)に発売になったばかりです。ジョニーウォーカーとしては珍しくスモーキーさが皆無で、バーボン樽由来のバニラっぽい甘みが強く、とても軽くて飲みやすいので、カクテルベースや割って飲むのに向いている印象です。ジョニーウォーカーとしては変わり種ですが、こういったものも美味しく仕上げてくるところが、さすがはジョニーウォーカーですね。

 

黄色いラベルに大きく描かれたジョニーウォーカーのキャラクター、ストライディングマンが目を惹きますね。

 

 

以前の並行輸入品はこんなデザインでした。かなり印象が変わりましたね。

 

 

「アルプス・アップルワイン」は、長野県のワイナリー、アルプスワイン製のアップルワインで、完熟した林檎を原料に、酸化防止剤無添加で造られています。アルコール度数4%とかなり軽めで、甘口とありますが思ったよりも甘さは控えめでした。

 

 

「人気一梅酒」は、福島県の人気酒造製の梅酒で、麦焼酎をベースに、手摘みした青森県産の梅を使って作られています。旨味、甘味、酸味のバランスがよく、アルコール度数が18%あるので、ソーダ割りにしても割り負けない飲み応えがありました。

 

 

2024年のノーベル平和賞授賞式の晩餐会において、日本のお酒で唯一、提供されたそうですよ(画像は、人気酒造のホームページより)。

 

 

今回のマフィンは、鶏そぼろ芋マフィンを作りましたよ。醤油風味の鶏そぼろを芋に練り込み、チーズをかけて焼きました。皆にも好評でよかったです。

 

 

トリュフチョコレート。暑くなってくると市場から消えてしまうので、そろそろ終わりかな。

 

 

チーズクリーム・クラッカー&トリュフクリーム・クラッカー。トリュフクリームは初めて食べましたが、濃厚なトリュフの風味がお酒のアテにいい感じでした。

 

 

ゆるい会、定例会、ともに新規参入も大歓迎です。席に空きがあれば飛び入りもできますが、予約申し込みしていただくと、おつまみなども確実に用意できます。基本的に毎月開催していますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。

 

 

おまけ。

 

厳しい冬を乗り越え、春を迎えた鉢植えたちの様子です。

 

3年目の桔梗。今年も綺麗に咲いてほしいものです。

 

 

同じく3年目の日々草。本来は一年草のはずですが、3年目も葉っぱがついてきましたよ。

 

 

2年目のガーベラ。鉢植えは初めてで知らなかったけれど、ガーベラって多年草なんですね。

 

 

みんな、元気に育ってほしいものです。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

4月になりました。世間的には新年度ですね。環境が変わった方々も、とくに変わりない方々も、気持ちを新たに頑張りましょう。当店にとっては開業月でもあり、いつも応援してくださるみなさまのおかげで、4月17日(金)で開業14周年を迎えることになります。日頃の感謝を込めた企画も考えていますので、お楽しみに。

 

本日(5日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(12日)は、お休みをいただきます。

 

ここで、毎月恒例、3月末締めの当店での人気ランキングを見てみたいと思います。今回は久しぶりに、いくつか動きがありましたよ。

 

それでは、さっそく・・・。

 

 1位 ジョニーウォーカー

 2位 タンカレー

 3位 角瓶

 4位 サンデマン

 5位 オールド

 6位 ブラックニッカ

 7位 アップルワイン

 8位 バッファロートレース

 9位 バランタイン

10位 ラフロイグ

 

11位 アードベッグ

12位 タリスカー

13位 響

14位 プリマス

15位 エギュベル

16位 カティサーク

17位 ラガヴーリン

18位 カリラ

19位 ブッシュミルズ

20位 ヘイマン

 

21位 ヘネシー

22位 ビーフィーター

23位 ゴードン

24位 竹鶴

25位 グレンファークラス

26位 山崎

27位 ボウモア

28位 キャプテンモルガン

29位 バカルディ

30位 白州

 

 

画像は、左から、タンカレー・ラングプール、タリスカー10年、プレミアム角瓶。「タンカレー・ラングプール」は、ドライ・ジンの名門、タンカレーのラインナップのひとつで、ボタニカル(香味づけの材料)として、ラングプールやジンジャーなどを加えて再蒸溜して造られています。ラングプールは、レモンとマンダリンを交配して造られた柑橘類でライムのような強い香味があります。そのため、このタンカレー・ラングプールは、そのままでジンライムのような味わいです。当店のタンカレー・ラインナップのなかでは、ナンバー・テン、マラッカ、そしてこのラングプールの3つが人気が高いです。

 

「タリスカー10年」は、スコットランド北西部に浮かぶスカイ島産のシングルモルト・ウイスキーです。島ものらしい潮っぽさがあり、まるで胡椒のようなパンチの効いた味わいで、ブレンデッド・スコッチの定番、ジョニーウォーカー・赤ラベルのメイン原酒のひとつとしても知られています。ハイボールにして最後に胡椒を挽く、スパイシー・ハイボールという飲み方でも人気があります。

 

「プレミアム角瓶」は、サントリーの誇る大定番ウイスキー、角瓶の上級品として2013年に登場したものの、わずか3年ほどで終売になってしまった銘柄です。モルト原酒の比率を高め、シェリー樽とワイン樽で熟成させた原酒もブレンドすることで、角瓶らしからぬ、まろやかな味わいに仕上がっています。角瓶の名前を冠しているわりにオールドよりも高い¥2000という微妙な価格設定も受けが悪く、発売したばかりの頃は話題になったものの、それ以降は伸び悩んでしまったようです。個人的にはわりと好きなボトルだったので、終売になったときは残念でしたが、市場から消えてしまう前にある程度買い溜めしておいたので、もう少し在庫があります。

 

 

当店では、通常の角瓶(黄角)だけでなく、終売になった白角、昔の味わいを再現した復刻角、そしてプレ角と揃っているので、角瓶党の方々もお楽しみいただけますよ。

 

 

今回のランキングでは、トップ10も含めて久しぶりにいくつか動きがありました。次回はどうなるでしょうか。

 

そして、お知らせです。いつも応援してくださるみなさまのおかげで、4月17日(金)で当店は開業14周年を迎えることになります。そこで、日頃の感謝を込めた企画として、14周年バージョンの白雲石コースターを作りました。今回もデザインを数パターン考えてみましたが、前回好評だったデザインを引き継ぎ、内側に影をつけて立体感を出したデザインで、ロゴの色合いを少し濃くしてみました。日頃から応援してくださるみなさま(一定の線引きはありますが)に、今週から進呈しますので、お楽しみに。

 

 

おまけ。

 

桜に続いて春の訪れを告げる海棠。桜同様に少し早めに開花しましたよ。淡いピンク色が可愛いですね。

 

 

そして、昨日は、近所のコニカミノルタ・桜まつりに顔を出しに行ってきました。桜はまだ意外と持ちこたえていましたが、残念ながら雨模様となってしまったので、かなり厳しかったですね。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

3月も最終週になり、世間的には年度末ですね。いいかたちで締めくくり、当店にとっては開業月でもある4月からの新年度に繋げていきたいものです。みなさま、応援よろしくお願いします。

 

本日(29日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(4月5日)は、お休みをいただきます。

 

ここで音楽ネタでも。今回も僕の大好きなピアニスト、エヴァンス先生こと、BILL EVANSのアルバムを取り上げてみたいと思います。

 

 

LIVE AT TOP OF THE GATE / BILL EVANS / RESONANCE

 

数々の貴重な未発表音源の発掘で知られる、resonanceレーベルから2012年に発売された、BILL EVANSの未発表ライヴ録音です。BILL EVANSのキャリアは、レギュラー・ベース奏者によって4期に分けて考えられることが多いですが、そのなかでも人気が高いのが、ベースの革命児、SCOTT LAFAROを擁した第1期トリオ、EVANSの相棒を11年もの長きに渡って務めたEDDIE GOMEZを擁した第3期トリオでしょう。本作は、BILL EVANS(ピアノ)、EDDIE GOMEZ(ベース)の2人に、MARTY MORELL(ドラムス)が加わった、いわゆる第3期レギュラー・トリオの最初期のライヴ演奏で、1968年の録音であります。EVANSのピアノは、基本的にはクラシック音楽の影響を感じさせる繊細で美しい響きが特徴ですが、その時代というか共演者によって演奏スタイルが変わっており、この第3期トリオでは、饒舌かつ無遠慮に切り込んでくるGOMEZのベース、バタバタうるさい(失礼)MORELLのドラムスに煽られて、EVANSのピアノも饒舌に弾きまくる様子が見受けられ、個人的には繊細な味わいに欠けるように感じてしまうことがあります。本作は第3期トリオの初期ということで、GOMEZのベースは超絶技巧でバキバキ切り込んできますが、EVANSのピアノは2人に煽られることなく、穏やかな第2期に相通ずるような繊細な響きを聴かせてくれるのが嬉しいところです。曲目を見ると、「EMILY」、「’ROUND MIDNIGHT」、「AUTUMN LEAVES」、「SOMEDAY MY PRINCE WILL COME」など、何度も取り上げているお得意のスタンダード曲だけでなく、「YESTERDAYS」、「GONE WITH THE WIND」、「ALFIE」、「MOTHER OF EARL」など、他のアルバムではあまり取り上げられないような珍しい選曲も含まれているのが興味深いところですが、とくに珍しいのが「MY FUNNY VALENTINE」でしょう。EVANSの「MY FUNNY VALENTINE」といえば、1962年、JIM HALL(ギター)とのデュオで吹き込んだバージョンがとても有名ですが、ピアノトリオ編成での録音は非常に珍しく、僕は本作で初めて聴きました。こういった発掘音源は音質もピンキリなんですが、本作は録音も非常にクリアで素晴らしいです。難点をあげれば、MCのマイクが遠くて聴こえにくいところ、演奏後の拍手を切るタイミングが早すぎて味気ないところですかね。とはいえ、GOMEZ、MORELLの2人を従えて、時に優しく、時に激しく、自由自在に弾きこなすEVANSを堪能できる、とてもいいライヴ音源でありますよ。

 

おまけ。

 

近所の第七公園の桜ですが、開花が進んでとても綺麗です。

 

 

夕日に照らされる桜も素敵です。

 

 

そして、お彼岸の終盤に母のお墓参りに行ってきました。生きていると日々いろいろありますが、心穏やかに過ごしていきたいものですね。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107