早いもので12月も半ばです。毎日寒いですが、忘年会なども増えてくる時期ですね。皆で集まって飲んだ後、もうちょっと飲みたい、落ち着いて話したいときなど、2次会でのご来店もお待ちしておりますので、よろしくお願いします。
本日(15日)は、日曜日ですが当店は通常営業しています。天気もよさそうですし、お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(22日)は、お休みをいただく予定であります。
昨日(14日)は、ゆるい会の第25回として「ゆるい12月会」を開催しました。ゆるいラインナップを飲みながら、こってりマフィンを食べて、ゆるい(チルい?)時間を過ごそうよという、まったりとしたイベントで、新規参入もしやすいかと思いますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。
今回は思っていたよりも参加者が集まったので、変わり種を1本追加して4本体制で臨みました。
画像は、左から、バンクホール・ブリティッシュ・シングルモルト、サンデマン・ミディアム・スイート(旧)、アンブロシア・バイトラ、茘枝酒(らいちちゅう)。「バンクホール・ブリティッシュ・シングルモルト」は、イングランド湖水地方の新鋭、ウィロウ蒸溜所製のお手頃シングルモルト・ウイスキーで、スコットランドではなくイングランド産なので、ブリティッシュ・ウイスキーと名乗っています。バーボン樽とアメリカン・バージンオーク樽で熟成を施しており、樽由来のバニラ感が心地よい1本です。2019年創業のまだ若い蒸溜所なので熟成感は乏しいですが、アルコールの刺激は控えめで穏やかな仕上がりになっています。そして何よりも素晴らしいのが、新鋭の蒸溜所製のシングルモルト(しかも完成度も高い!)でありながら¥3000未満のお手頃価格という、良好なコストパフォーマンスです。異常に高すぎる日本のクラフト蒸溜所も見習ってほしいものですね。
ボトルのデザインも凝っていて、前面と側面に型押しがあります。現在、日本に正規輸入されているのはこのボトルだけですが、ネットで調べてみると他のボトルもあるようです。今後に期待ですね。
「サンデマン・ミディアム・スイート(旧)」は、シェリーとポートワインの名門、サンデマン社のスタンダード品、クラシック・シェリー・シリーズのひとつです。パロミノ原酒を酸化熟成させたオロロソと、極甘口の高級品種、ペドロヒメネスをブレンドした、甘口のゴールデン(クリームより一段階辛い)・タイプです。ライト志向になった現行品と比べて、この旧ボトルの方が深みがありました。
「アンブロシア・バイトラ」は、地中海のマルタ島あたりで生産されているリキュールで、カクタス・フルーツ(日本名ではウチワサボテンというそうです)というサボテンの仲間の果実から造られています。見た目から想像するような果実感あふれる感じではなく、サボテンの味わいなのか何なのかわかりませんが、甘くて不思議な味わいなんですが、コーラ割りにすると絶妙にマッチして美味しかったです。
近所の喫茶店「BEATRICE(ベアトリーチェ)」のママが、以前マルタ島へ行ったとき、お土産に買ってきてくれたもので、日本で見かけることはほとんど無さそうな珍しいボトルです。いつもお気遣い、ありがとうございます。
「茘枝酒(らいちちゅう)」は、杏露酒(しんるちゅう)でお馴染み、永昌源の中国果実酒シリーズのひとつで、茘枝の実をまるごと浸漬して造られています。2016年に永昌源はキリン・グループに吸収されてしまったので、現在ではラベルから永昌源の文字が消えてしまいましたが、この永昌源兄弟は、お手頃価格なうえにどれも安定して美味しいですね。
今回のマフィンは、ツナ醤油芋マフィンを作りましたよ。醤油風味のツナを練り込んだ芋を載せて、チーズをかけて焼いてみました。肉系と比べて軽いので、みなさん、ペロリと食べていました。
昔懐かしいお菓子、パピロ。近所のスナック「AVANTI(アバンティ)」のママからの差し入れです。いつもありがとうございます。
素焼きピスタチオ。Yちゃんからの差し入れです。いつもありがとう。
ゆるい会、定例会、ともに、新規参入も大歓迎です。今回、飛び入り参加してくれたFちゃんも、ありがとうございました。席に空きがあれば飛び入りもできますが、予約申し込みしていただくと、おつまみなども確実に用意できます。基本的に毎月開催していますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。
おまけ。
ある企画に向けて、解像度を上げた店のロゴを作り直す必要があり、その背景画像を撮るために、久しぶりにトランペット(ヤマハ)を引っ張り出しましたが、何とか無事でした(笑)。
ガラケーで撮影したトランペットを背景に、ボカシ(ソフトフォーカス)をかけて作った旧バージョンのロゴ。実は、トランペットの下に敷いているのは名盤「CHET BAKER SINGS」のオリジナル盤だったりします。もとの画像の解像度が低いので、ボカシをかけても仕上がりが粗いですが、開業に向けてロゴを考えていた当時の思いが込められているので、愛着もあります。
そして、今回作り直した新バージョンのロゴがこちら。ボカシはやめてクリアにしました。背景画像の撮影がガラケーからスマホになっているので、解像度が段違いですね。トランペットの下に敷いているのは「ALBERT’S HOUSE」。CHETのアルバムの中でも最底辺の出来の駄作(話題に上がると、CHET自身が悲鳴を上げるほど・・・)ですが、なぜか時々聴きたくなってくる、妙な中毒性があります(笑)。直筆サイン入りの、僕にとっては宝物の1枚でもあります。
今後は、この新バージョンのロゴも使っていきたいと思いますが、看板については、これまで12年半ずっと使ってきた旧バージョンに愛着もあるので、どこかのタイミングで思い切って変えるかどうか、悩ましいところです。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107