12月に入り、1週間が過ぎました。早いところでは忘年会的なものも始まっているようですが、この12月は果たしてどうなることやら。よい流れに乗れるように、みなさま、応援よろしくお願いします。
本日(8日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(15日)は、通常営業する予定であります。
ここで、毎月恒例、11月末締めの当店での人気ランキングを見てみたいと思います。今回は、上位勢に続く中堅どころの間でシャッフルがありましたよ。
それでは、さっそく・・・。
1位 タンカレー
2位 ジョニーウォーカー
3位 角瓶
4位 サンデマン
5位 オールド
6位 ブラックニッカ
7位 アップルワイン
8位 ラフロイグ
9位 スーパーニッカ
10位 響
11位 バランタイン
12位 タリスカー
13位 バッファロートレース
14位 アードベッグ
15位 プリマス
16位 エギュベル
17位 カティサーク
18位 カリラ
19位 ラガヴーリン
20位 ヘイマン
21位 ヘネシー
22位 ゴードン
23位 ブッシュミルズ
24位 竹鶴
25位 ビーフィーター
26位 山崎
27位 ボウモア
28位 グレンファークラス
29位 白州
30位 キャプテンモルガン
画像は、左から、ブラックニッカ・アロマティック、ラフロイグ10年、ディプロマティコ・レゼルヴァ・エクスクルーシヴァ。「ブラックニッカ・アロマティック」は、ニッカ・ウヰスキーの誇る大定番ウイスキー、ブラックニッカの限定品シリーズのひとつで、2017年に限定生産されました。一時期、ブラックニッカのバージョン違いが乱発されていたのも懐かしいですね。このアロマティックは、ニッカとしては異端の1本で、宮城峡モルト原酒とグレーン原酒のみで構成されており(ニッカの看板である余市モルト原酒が含まれない)、スモーキーさが全くない、珍しいボトルです。ブラックニッカ誕生50周年を記念して限定生産された「ブラックニッカ・ブレンダーズ・スピリット(2016年)」は青のフロスト加工ボトルでしたが、このアロマティックは宮城峡やシェリー樽を連想させる、赤のフロスト加工ボトルになっています。
「ラフロイグ10年」は、スコットランド西部に浮かぶアイラ島産のシングルモルト・ウイスキーです。まるで消毒液のような強烈なヨード香があり、とてもスモーキーで力強いので、好き嫌いは分かれますが熱烈なファンも多い銘柄です。ラフロイグ信者(笑)として最も有名なのが、イギリスのチャールズ国王でしょう。皇太子時代から愛飲していて、チャールズ皇太子御用達のシングルモルトとして有名になりました。エリザベス女王がお墨付きを与えた、いわゆるイギリス王室御用達のウイスキー銘柄はたくさんありますが、チャールズ皇太子御用達のウイスキーはラフロイグのみで、ラベル上部には王室の紋章ではなく、チャールズ皇太子の紋章が記載されているんですよ。チャールズ国王となった現在でも、皇太子時代の紋章のままですが、そのうちデザインが変わるのでしょうか。
参考までに、王室御用達の紋章はこちら(タンカレー・ジンのラベルから引用)。エリザベス女王を示す、HER MAJESTY THE QUEEN(女王陛下)の文字がありますね。
「ディプロマティコ・レゼルヴァ・エクスクルーシヴァ」は、ベネズエラのウニダス蒸溜所製の12年熟成ダークラムです。銘柄名は「外交官」の意味で、カリブ地域に秩序と平和をもたらした名政治家に由来しているそうです。コラムスチル、ポットスチル、バッチケトル、3種の蒸溜器で蒸溜した原酒を、それぞれオーク樽で熟成させることで、ライト、ヘビー、セミヘビーという3タイプの原酒を作り分け、その後ブレンドすることで、複雑で深い味わいを生み出しています。
このボトルは、以前、近所の喫茶店「BEATRICE(ベアトリーチェ)」のママから、誕生日祝いとしていただいたものです。しばらく後に、偶然、同じボトルをFさんからもいただきました。いつもありがとうございます。それにしても、ラベルのおじさんが目を惹きますね(笑)。
今回のランキングでは、主にタリスカーの上昇によって、中堅どころにシャッフルが起きましたが、この先の動きにも注目ですね。
おまけ。
紅葉しているように見える、これって何だかわかりますか?
これ、実は桔梗なんですよ。桔梗は多年草なので、花の時期が終わった後も水をやり続け、日中は日に当てていたら、葉っぱが徐々に色褪せてきて、このようになりました。これはこれでいい感じですね。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107