ゴールデンウイーク連休も明けて日常が戻ってきましたが、パッとしなかった連休の流れのまま、あまり活気のない日々が続いています。流れを変えるためにも、みなさま、応援よろしくお願いします。
本日(12日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(19日)は、営業する予定であります。
昨日(11日)は、わりと好評なので、ゆるい会の第18回として「ゆるい5月会」を開催しました。定例会のように気合は入っておらず、ゆるいラインナップを飲みながら、こってりマフィンを食べて、ゆるい(チルい?)時間を過ごそうよという、まったりとしたイベントです。今回は新規メンバーや久しぶりの面子もいたので、個人的にはちょっと新鮮でした(みなさん、わりと時間帯がバラけたので、あまり重ならなかったけれども)。ゆるい空気感が好きという方々もいて、新規参入もしやすいかと思いますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。
今回は、ウイスキーではなく、アルマニャック(ブランデー)を飲む会でした。
画像は、左から、ラッツァローニ・アマレット、サンヴィヴァン・VSOP、サンデマン・フィノ。「ラッツァローニ・アマレット」は、アマレットの語源でもあるイタリアの伝統焼菓子、アマレッティ(ほろ苦い、という意味)を原料とするアマレット・リキュールです。アマレット・リキュールは杏仁から造られているものが多いですが、アマレットという名前は、焼菓子のアマレッティに似た香りがすることから名づけられたそうです。ラッツァローニ社は、そのアマレッティを作っている会社で(リモンチェロやグラッパなどのお酒も生産している)、焼き上げたアマレッティを細かく砕いて粉末にしたものをスピリッツに3ヶ月ほど漬け込んで香味を移し、様々な香草の抽出液などを加えてから、熟成を施して仕上げているそうです。ブランデーと合わせたり、カクテルを作ったり、いろいろ試したので、上の集合写真では空になっていますが、中身が入っている状態だとこんな感じです。
最も有名なアマレット・リキュール、ディサローノ・アマレットとの飲み比べもしましたよ。
ディサローノは、香り、味わい、ともに濃厚で、いわゆる杏仁感がとても強いですが、ラッツァローニは、かなりマイルドな感じがしました。
「サンヴィヴァン・VSOP」は、アルマニャックの名門、ダルマニャック・サンヴィヴァン社のVSOP規格品です。ブランデーの中でも、コニャック(ヘネシーなど)と並んで有名なアルマニャックですが、その歴史はコニャックよりも古いそうで、サンヴィヴァンのラベルにも「1559年、騎士サン・ヴィヴァンがアルマニャックを蒸溜した」という一文が載っています。コニャックは2回蒸溜ですが、アルマニャックは1回蒸溜で造られているため、洗練されたコニャックと比べると少し粗いというか、力強い風味があります。サンヴィヴァン単体で飲んでも美味しいですが、今回は、ラッツァローニ、ディサローノ、それぞれのアマレットと合わせて、フレンチコネクションとしても楽しみましたよ。
サンヴィヴァンといえば首の傾いたボトルでも有名ですが、一度見たら忘れられない個性的な瓶形は、手吹き瓶のイメージを残したものだそうです。よく目立ちますし、映えますよね。
サンデマン・フィノは、何度も投入していますが、シェリーとポートワインの名門、サンデマン社のクラシック・シェリー・シリーズのひとつで、パロミノ原酒を酵母被膜下で熟成させた、すっきり辛口のフィノ・タイプです。
今回のマフィンは、リクエストがあり、たらこ芋マフィンにしましたよ。マフィン生地に、たらこバターを練り込んだ芋をのせ、チーズをたっぷり振りかけて、焼いています。毎度、皆にも好評です。
ベルガモット&ピンクペッパー風味のチョコレート。Kさんからの差し入れです。いつもありがとうございます。
お酒が甘いので、しょっぱいものもあるといいかなと思って、チーズ・クラッカーも添えました。
今回は新規メンバーや久しぶりの面子もいましたが、ゆるい会、定例会、ともに、新規参入も大歓迎です。基本的に毎月開催していますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。
おまけ。
最近の鉢植え。いつもお世話になっている花屋「フローリスト鹿島」さんで購入したラベンダー。見た目は映えないけれども、いい香りです。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107