3月も中旬に入ろうとしています。4月並みの暖かさから、一転して真冬のような寒さになって雪が舞ってみたり、寒暖差がとても大きいので、体調を崩さないように気をつけて過ごしたいものですね。空模様が不安定なせいか、このところ客足も鈍りがちなので、みなさま、応援よろしくお願いします。
本日(10日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(17日)は、営業する予定であります。
昨日(9日)は、わりと好評なので、ゆるい会の第16回として「ゆるい3月会」を開催しました。定例会のように気合は入っておらず、ゆるいラインナップを飲みながら、こってりマフィンを食べて、ゆるい(チルい?)時間を過ごそうよという、まったりとしたイベントですが、ゆるい空気感が好きという方々もいて、新規参入もしやすいかと思いますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。今回は新規参加者もいましたが、楽しんでもらえていたら嬉しいです。
画像は、左から、デュワーズ12年(旧)、デュワーズ12年(新)、ゆずほ、檸檬酒(にんもんちゅう)。「デュワーズ12年」は、ブレンド後にも再度樽熟成を施す、ダブルエイジ製法でお馴染みのブレンデッド・スコッチ、デュワーズのプチ上級品です。つい最近リニューアルされて、中身も変わったということで、飲み比べをしてみようという企画です。見た目から入ると、茶色瓶から透明瓶に変わったのが大きな違いですね。ラベルの全体的なデザインはあまり変わりませんが、細かな能書きなどが変わったほか、ラベル下部は白から紺のような色合いになりました。製法的には、ブレンド後に再度樽熟成を施す際、ファーストフィル(1回使用)のバーボン樽を使うことにしたそうです。ダブルエイジ製法そのものは昔からやっているので、リフィル(再々使用)からファーストフィルへ熟成樽をグレードアップしたということですね。飲んでみると、確かにバーボン樽由来のバニラっぽい甘さが強く出ています。味わい的には、かなりマイルドになったというか、旧ボトルにあったスコッチらしいスモーキーさ、苦みなどが薄まって、飲みやすくはなっているものの、やや深みにかけるような印象がありました(個人的な感想です)。普段、スコッチ・ウイスキーを飲み慣れていない方には、新ボトルの方が取っつきやすいかと思います。新旧どちらが好きなのかは、みなさん意見が分かれたので、それぞれの好みですね。
「ゆずほ」は、日本酒の澤乃井で有名な小澤酒造製の柚子リキュールです。自家製の焼酎をベースに造られているそうなので、おそらく日本酒を蒸溜した米焼酎を使っているのでしょう。ほんのり甘く柚子の風味が感じられますが、想像していたよりもかなりマイルドな感じでした。今回は柚子味噌芋マフィンを作ったので、それに合わせて柚子リキュールを選んでみましたが、いい具合でした。こういった変化球を投入するのもいいですね。
「檸檬酒(にんもんちゅう)」は、ゆるい会ではお馴染みになりつつある永昌源の中国果実酒シリーズのひとつで、レモンピールを漬け込んで造られています。さわやかな柑橘感に加えて、果皮由来の適度な渋みもあるので、甘すぎずにバランスの取れた味わいになっています。永昌源といえば杏露酒(しんるちゅう)が圧倒的に有名ですが、檸檬酒をはじめとした兄弟銘柄もなかなか美味しいですよ。
今回のマフィンは、柚子味噌芋マフィンにしました。柚子、白味噌、芋、チーズ、という意外な組み合わせですが、これがまた美味しくて、皆にも好評です。昨年11月に西友・豊田店が閉店する際、買い溜めしていた柚子味噌を使いましたが、また売っているところを探さなくては。
フランドールのベルギー・チョコレート。Kさんからの差し入れです。お気遣い、いつもありがとうございます。
今回は、新規の参加者のほか、飛び入り参加もいたので、ちょっとだけ新鮮な雰囲気でした。ゆるい会、定例会、ともに、新規参入も大歓迎です。基本的に毎月開催していますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。
おまけ。
先日、堀之内にて、早咲きの河津桜がとても綺麗だったので、お花見気分のお裾分けです。染井吉野は、もうしばらく先かな。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107