ゴールデンウイークの連休も終わりですね。いろいろな規制のない大型連休は久しぶりでしたが、出かけている人が多いのか、それほどでもないのか、近隣の飲食店を見ても、長期連休を取っている店もあり、通常営業している店もあり、人の動きが読みにくいゴールデンウイークでした。連休明けの5月8日(月)からは、例のあれが5類扱いになり、規制や対策などが緩くなりますが、世の中がどのように変わるのか、注視していきたいですね。
本日(7日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(14日)は、営業する予定であります。
さて、ここで毎月恒例、4月末締めの当店での人気ランキングを見てみたいと思います。今回も大きな動きはありませんでした。
それでは、さっそく・・・。
1位 タンカレー
2位 ジョニーウォーカー
3位 サンデマン
4位 ブラックニッカ
5位 角瓶
6位 オールド
7位 アップルワイン
8位 ラフロイグ
9位 スーパーニッカ
10位 響
11位 タリスカー
12位 プリマス
13位 アードベッグ
14位 バランタイン
15位 カリラ
16位 エギュベル
17位 カティサーク
18位 ラガヴーリン
19位 バッファロートレース
20位 ヘイマン
21位 ゴードン
22位 山崎
23位 ヘネシー
24位 ビーフィーター
25位 ボウモア
26位 グレンファークラス
27位 竹鶴
28位 ブッシュミルズ
29位 キャプテンモルガン
30位 ローヤル
画像は、左から、ネイキッド・グラウス、ブッシュミルズ・モルト10年、田苑ブラウン。「ネイキッド・グラウス」は、雷鳥のラベルでお馴染みのブレンデッド・スコッチ、フェイマスグラウスのモルト原酒(グレンタレット、グレンロセス、マッカラン、ハイランドパーク)のみをブレンドし、シェリー樽で後熟を施したブレンデッドモルト・ウイスキーです。元々シェリー樽熟成のモルト原酒をブレンドし、更にシェリー樽で後熟を施しているため、こってり濃厚なシェリー感があります。ボトルのデザインも独特で、ラベルは無く、ボトルに直接、雷鳥が型押しされています。昨年あたりで終売となり、ネイキッド・モルトという後継品に切り替わっています。
「ブッシュミルズ・モルト10年」は、最古のウイスキー蒸溜所としても名高い(1608年創業)、ブッシュミルズ蒸溜所のシングルモルト・ウイスキーです。アイルランドの伝統製法であるノンピート、3回蒸溜で仕込んだモルト原酒を、主にバーボン樽(一部、シェリー樽も使用)で10年以上の熟成を施しています。兄弟銘柄で、主にシェリー樽で7年程熟成を施した「ブラックブッシュ」と飲み比べてみるのも興味深いですよ。
「田苑ブラウン」は、鹿児島県の田苑酒造による珍品で、中身はオーク樽で長期熟成を施した麦焼酎ですが、樽熟成の成果をそのまま活かすために、リキュール扱い、38%の高度数で製品化したものです。焼酎には光の透過度の規定があり、樽熟成によって濃い琥珀色になった原酒も濾過して色を抜く必要があります。その際、樽熟成によって得られた香りや味わいまで失ってしまうのは勿体ないということで、あえてリキュール扱いにすることで、オーク樽熟成原酒のよさを引き出しているわけです。先日、久しぶりに海外(スウェーデン)からのお客さんが来た際に、日本の焼酎を飲んでみたいとのことだったので、おススメしてみたところ、とても好評でした。
今回のランキングでは大きな動きはありませんでしたが、響とタリスカーなど、差が詰まっているところもあるので、今後の動きに注目です。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107