Bar BAKER ゆるい5月会。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

大型連休も終わり、5月も中旬に入りました。ここ数日は涼しい日が続いていますが、しばらく前との寒暖差が大きすぎて、身体がついていきません。何だか疲れが取れないですし、生きているといろいろありますが、前を向いて進んでいきたいものです。

 

本日(14日)は、日曜日ですが当店は通常営業しています。すっきりしない空模様ではありますが、お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(21日)は、お休みをいただく予定であります。

 

昨日(13日)は、わりと好評なので、ゆるい会の第6弾として「ゆるい5月会」を開催しました。定例会のように気合は入っておらず、ゆるいラインナップを飲みながら、こってりマフィンを食べて、ゆるい(チルい?)時間を過ごそうよという、まったりとしたイベントです。

 

 

画像は、左から、ブラックニッカ・エクストラ・スイート、梅酒・山崎蒸溜所貯蔵梅酒ブレンド(新)、樽仕上げ梅酒・山崎樽熟成梅酒ブレンド(旧)、杏露酒。「ブラックニッカ・エクストラ・スイート」は、ニッカの大定番ウイスキー、ブラックニッカの限定品シリーズのひとつです。余市モルト由来のスモーキーさも適度にありますが、バーボン樽、新樽など、樽由来のバニラっぽい甘さが強く感じられます。スイートというと、どちらかというとシェリー系に寄せることが多い気がしますが、バーボン樽系の甘さを強調するのも、これはこれでありだなぁと思わせる仕上がりです。このエクストラ・スイートは2018年の発売ですが、一時期、ブラックニッカの限定品が乱発されていたのも、いまとなっては懐かしいですね。

 

「梅酒・山崎蒸溜所貯蔵梅酒ブレンド(新)」は、サントリー製の梅酒で、その名の通り、山崎蒸溜所のウイスキー樽で熟成を施した梅酒をブレンドしています。2021年3月発売の「樽仕上げ梅酒・山崎樽熟成梅酒ブレンド(旧)」が、この3月にリニューアルして名称が変わったものです。旧ボトルは、アルコール度数が20%と高めで、甘さ控えめで樽感が強く感じられ、隠し味のブランデーによる深みも加わって、ソーダで割っても割り負けない個性があったのですが、リニューアルした新ボトルは、アルコール度数が16%に下がり、梅感と甘味が強くなり、いわゆる梅酒っぽさが増したのですが、せっかくの山崎樽の個性が薄まってしまったような印象があります。とはいえ、普通に美味しいですし、梅酒として考えると、こちらのほうが一般受けする味わいだと思います。店の普段のメニュー用には、旧ボトルを数本ストックしてあるので、しばらくの間は旧ボトルでの提供になります。

 

「杏露酒(しんるちゅう)」は、中国酒専門メーカーの永昌源による果実酒の代表的な銘柄です。久しぶりに手に取って気がついたのですが、2017年からキリンが販売するようになっています。改めて歴史を調べてみたら、「永昌源」は日本の会社なんですね。戦時中、満州で学んだ酒造りの技術を活かして、日本国内向けに中国酒を造るために創業した会社で、社名には「永く栄える美しい水源」といった意味が込められているそうです。中国酒専門メーカーなので中国原産の果物を使ったお酒を造ろうということで、杏が選ばれ、試行錯誤を経て、杏をまるごと浸漬させたお酒が誕生し、他社との差別化を図る意味でも個性的な商品名にしようと「杏露酒」と名付けられたそうです。字面も映えますし、味のイメージも想像できますし、いい名前ですよね。今回、梅酒の飲み比べだけではつまらないかなと思って投入した杏露酒ですが、意外にもみなさんに好評で空になりました。永昌源の中国酒シリーズは、杏露酒の他にも、ライチ酒、林檎酒、藍苺酒、檸檬酒、山査酒など、いろいろな兄弟銘柄があるので、またの機会に投入してみたいと思います。

 

今回のマフィンは、原点回帰して、コンミートを練り込んだ、こってり芋マフィンにしました。

 

 

近所のスナック「パブラウンジ・暮」のマスターから、お土産でいただいた札幌農学校ミルククッキー。ちょうど、北海道民のTくんもいたので、よかったです。

 

 

昨晩も、遅い時間帯に席が空いてから飛び入り参加した方々もいましたが、新規参入メンバーも大歓迎です。基本的に毎月開催していますので、興味のある方は、ぜひご参加ください。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107