Bar BAKER 4月です。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

4月になりました。世間的には新年度のスタートですね。そして、当店にとっては開業月でもあります。みなさま、今後ともよろしくお願いします。

 

本日(2日)は、日曜日ですが当店は営業しています。お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(9日)は、お休みをいただく予定であります。

 

いつも応援してくださるみなさまのおかげで、4月17日(月)で、当店は開業11周年を迎えることになります。日頃の感謝を込めて、普段のメニューにはない特別ボトルを4月1日(土)から順次、投入しています。なかなかお目にかかることのないボトルも含まれていますので、ぜひこの機会に飲んでみてください。ボトルを寄贈してくれたFさん、いつもありがとうございます。

 

 

11周年記念特別ボトル、第1弾です。左から、ディンプル12年(旧)、オールドパティキュラー・マクダフ21年、サンデマン・キャラクター。「ディンプル12年(旧)」は、ブレンデッド・スコッチの草分け、ヘイグの上級品で、かつては、アメリカ市場向けは「ピンチ」、その他は「ディンプル」という名前で売られていました。スコットランド南部、ローランド地方のグレンキンチーをメイン原酒とする珍しい銘柄でもあり、口あたりは軽めで程よいスモーキーさも感じられます。「ディンプル(えくぼ)」という名前の通り、真ん中が窪んだ独特な瓶形も目を惹きますね。ラベルなどから1980年代のボトルと推測され、現行品と比べると、香り、味わいともに、まろやかで深みがあります。

 

「オールドパティキュラー・マクダフ21年」は、名門ボトラーズ(瓶詰め業者)、ダグラスレイン社のオールドパティキュラー・シリーズのひとつで、スコットランド北部、ハイランド地方のマクダフ蒸溜所のシングルモルト原酒を、シングルカスク(単一樽)、51.5%のハイストレングスで瓶詰めしたものです。リフィル(複数回使用)・ホッグスヘッド樽で21年もの長期熟成を施しており、バーボン樽由来の甘味が際立つ濃厚な風味があります。ちなみに、マクダフ蒸溜所では、オフィシャルボトルは「グレンデヴェロン」、ボトラーズものは「マクダフ」という名前をつけており、2つの銘柄名を使い分けている珍しい蒸溜所でもあります。貴重なボトルを寄贈してくれたFさん、いつもありがとうございます。

 

「サンデマン・キャラクター」は、みんな大好き(笑)サンデマン社のプレミアム・シェリー・シリーズのひとつです。フィノを再酒精強化して酸化熟成を施したアモンティリャードと、極甘口の高級品種、ペドロヒメネスをブレンドしたミディアム・タイプで、ソレラ・システムで9年程熟成を施しています。酸味が強めですが、ほのかな甘味、程よい樽感もあり、上品でバランスの取れた味わいです。プレミアム・シリーズは、定例会では時々投入していますが、ほぼ、その日のうちに空いてしまうため、飲んだことがない方も多いかと思います。シェリー好きだけど、まだ飲んだことないよという方も、ぜひ。

 

第1弾が空いたら、その他のボトルも投入しようかと考えています。また、11周年記念企画もありますので、お楽しみに。

 

 

近くの公園の桜。桜吹雪も綺麗でしたが、かなり散ってしまいました。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107