コロナ騒動に振り回されているうちに3月も中旬に入りましたが、パンデミックやら、クラスターやら、クリティカルやら、訳のわからないカタカナ語表現(どうして普通に日本語で言わないのだろうか?)が飛び交って不安を煽るばかりです。各地で感染が広がり続けていますが、対策をしろと言われても、肝心のマスクや消毒用アルコールは相変わらず品切れ状態が続いているので(いつになったら解消されるのかな・・・)、困ったものです。イベントやライヴなどの中止、外出や宴会などの自粛によって、飲食店をはじめ、サービス業全体(というより、社会全体)が、深刻な状況に陥っています。終わりが見えないので苦しいですが、前を向いて乗り切らなくてはなりません。みなさま、今後とも応援よろしくお願いします。
本日(15日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(22日)は、営業する予定であります。
さて、気分を入れ替えて、ずいぶん久しぶりのアルバム紹介です。今回の盤は、CHET BAKERの音楽精神を引き継ぐバンドによる、素敵なトリビュート盤(の続編)であります。
JAZZ LOVE NOTES ALBUM Ⅱ / LOVE NOTES / TEMCA
晩年のCHET BAKERと親交のあったヒロ川島(トランペット)さん、井上真紀(ヴォーカル)さんをフロントに、田辺充邦(ギター)さん、松本雄二(ベース)さん、ソミー正和(ドラムス)さんを加えたバンド、LOVE NOTES(ラブ・ノーツ)によるアルバムで、1998~99年にかけての録音であります。「LOVE NOTES(ラブ・ノーツ/愛の音符たち)」という名前は、晩年のCHET BAKERが自分のバンドにつけようとしていたものですが、愛用のトランペットを譲り受けるなど、CHETと深い交流のあったヒロさんが、彼の死後、その音楽精神を引き継ぐという意味も込めて、メンバーの了解も得て、いただいたそうですよ。1999年に、CHET BAKERの生誕70周年を記念して、テレビの深夜枠で「JAZZ LOVE NOTES」という番組が半年間、放映されました。僕も楽しみに観ていましたが、毎回、スタンダード曲を1曲取り上げて、LOVE NOTESによる演奏シーンとともに歌詞の字幕が流れるという構成で、全編モノクロで統一されたスタイリッシュな映像も、CHETの伝記映画「LET’S GET LOST」を連想させるものがあって素敵でした。本作は、この番組を再構成してアルバムとしてまとめたもの(の続編)で、映像も楽しめるDVDアルバムになっています。「FOR MINORS ONLY」のソロ・パートを引き延ばした「LOVE NOTES OPENING THEME」に始まり、「MY FOOLISH HEART」、「TENDERLY」、「MY FUNNY VALENTINE」といったCHETの愛奏曲に加えて、「CORCOVADO」、「FLY ME TO THE MOON」、「SO IN LOVE」なども取り上げています。ヒロさんの奏でるトランペットの優しい音色、真紀さんの綺麗な声、メンバーやゲスト・ピアニストによるいぶし銀の演奏、どこをとっても安定して聴き応えがあります。この番組からは、「QUIET NIGHT WITH LOVE NOTES」、「THE GIFT OF LOVE NOTES」、「JAZZ CHRISTMAS BY LOVE NOTES」の3枚がCDアルバムとして発売されましたが、DVDアルバムとは多少曲目が異なるので、聴き比べてみるのも興味深いですよ。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
