Bar BAKER 人気ランキング 2月末。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

コロナ騒動による不穏な空気のまま、3月がスタートしました。相変わらず人通りは少なく、店はガラガラ、マスクや消毒用アルコールなども品切れ状態のままですが、しばらく品薄だったティッシュペーパーやトイレットペーパーなどは先週の半ば頃から徐々に流通し始めました。ただ、世間の様子を見聞きしていると、あまりにも無責任というか、自己中心的というか、まわりのことを全く考えていない輩が多いことに残念な気持ちになります。先行きが全く読めないので不安になりますが、前向きにやっていくしかないですね。外出、イベント、宴会などの自粛ムードにより、飲食店をはじめ、ホテル、百貨店、旅行、レジャーなどのサービス業も(もちろん、その他の業種もですが・・・)苦境に立たされています。こんな状況でも来店してくれるみなさまには本当に感謝しています。今後とも、応援よろしくお願いします。

 

本日(8日)は、日曜日ですが当店は営業致します。こんな空気ではありますが、神経質になりすぎて籠っていても仕方がないですし、息抜きしに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(15日)は、お休みをいただく予定であります。

 

前置きが長くなってしまいましたが、毎月恒例、2月末締めの当店での人気ランキングを見てみたいと思います。今回はトップ10には変動がありませんでした。

 

それでは、さっそく・・・。

 

 1位 ブラックニッカ

 2位 タンカレー

 3位 角瓶

 4位 オールド

 5位 ラフロイグ

 6位 アップルワイン

 7位 ジョニーウォーカー

 8位 プリマス

 9位 スーパーニッカ

10位 アードベッグ

 

11位 響

12位 カリラ

13位 カティサーク

14位 ラガヴーリン

15位 エギュベル

16位 タリスカー

17位 ヘイマン

18位 バランタイン

19位 ボウモア

20位 山崎

 

21位 ゴードン

22位 グレンファークラス

23位 余市

24位 竹鶴

25位 ビーフィーター

26位 サンデマン

27位 宮城峡

28位 キャプテン・モルガン

29位 No.3

30位 ヘネシー

 

 

画像は、左から、越百(こすも)、ブラック・ブッシュ、ヘネシー・VS。「越百(こすも)」は、長野県にある信州マルス蒸溜所製のブレンデッドモルト・ウイスキーです。複数のモルト原酒のみをブレンドしており(グレーン原酒は含まない)、スモーキーで奥深い味わいになっています。銘柄名の「越百(こすも)」はキラキラネームのようですが、中央アルプスに連なる越百山(こすもやま)から名付けられています。ちなみに、マルス・ウイスキーは、鹿児島県にある本坊酒造のウイスキー部門で、ニッカ創業者の竹鶴政孝氏をスコットランドへ派遣した上司である岩井喜一郎氏が手掛けたことでも知られています。

 

「ブラック・ブッシュ」は、世界最古(製造免許を受けたのがという意味で)の1608年に創業したウイスキー蒸溜所である、アイルランドのブッシュミルズ蒸溜所製のブレンデッド・ウイスキーです。アイリッシュ・ウイスキー特有の3回蒸溜(スコッチ・ウイスキーやジャパニーズ・ウイスキーは2回蒸溜が基本)で仕込んでおり、ブレンデッドとはいえ、モルト原酒の比率が80%と高く、シェリー樽を中心に7年の熟成を施しています。華やかな香りで口あたりもやわらかく、いわゆるシェリー感が強く感じられるので、当店でも安定した人気があります。

 

「ヘネシー・VS」は、フランスのコニャック地方産のブランデーです。ヘネシーは、コニャックの、というよりもブランデーの代名詞のような銘柄で、5大コニャック(ヘネシー、マーテル、レミーマルタン、クルボアジェ、カミュ)のなかでも圧倒的なシェアを誇っています。ランク分けの目安に、VS(very special)、VSOP(very sperior old pale)、XO(extra old)などの等級を導入したのも、このヘネシー社で、VSはスタンダード品になります。原酒の若さも感じられますが、コニャックの特徴として新酒と古酒をブレンドする製法をとっているため、それなりの深みもあります。

 

今回のランキングでは、順位の変動は少なかったですが、上位陣では、5、6、7位のラフロイグ、アップルワイン、ジョニーウォーカーがかなり詰まってきたので、近いうちに入れ替わりがあるかもしれません。その他に目を向けると、響とカリラの11位争い、バランタイン、ボウモア、山崎の18位争い、余市と竹鶴の23位争いなどが僅差となっています。

 

長くなってしまいますが、最後にお知らせをひとつ。

 

 

3月21日(土)の19:00頃から、「第30回オールド&レア・ボトル会」を開催します。この会は、「ひとりではなかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよ」という趣旨で基本的に毎月開催していますが、今回は「30回目&Hくん追悼」の会です。この会の初期メンバーでもあったHくんを偲ぶ意味で、彼の好きだった「ローヤル’60(SR表記になる前、1980年頃のボトル)」を投入し、ブレンデッド・スコッチ「アンティクァリー12年」の復刻初期ロット1996年のボトル、1月にあった名古屋ウイスキーラバーズでUさんが購入してきたアルケミエの薄荷ジン、他にスコッチをもう1本持ち込んでもらって、計4本を開栓する予定です。

 

宣伝を兼ねて、いま揃っている3本だけ。

 

 

当店のカウンターの席数(8名)を定員として、参加者募集中です。残り枠が少なくなっていますが、興味のある方はぜひご参加くださいね。もし定員が埋まっていても、遅い時間などに誰かが帰って空席ができれば参加できますので、お問い合わせください。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107