Bar BAKER 第24回オールド&レア・ボトル会。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

9月も下旬に入り、世間では再び3連休ですね。ラグビーのワールドカップも始まりましたが、その熱気を当店にも分けてもらいたいものです(笑)。本日(22日)は、当店はお休みをいただきます。普段は、日・月連休の場合は基本的に営業していますが、都合により、本日(22日・日曜日)はお休みをいただき、明日(23日・休日)は営業しますので、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(29日)は、営業する予定であります。

 

昨日(21日)は、当店にて、「第24回オールド&レア・ボトル会」を開催しました。参加してくれたみなさま、ありがとうございました。この会は、「ひとりではなかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよ」という趣旨で、基本的に毎月開催しています。今回も初参加や飛び入りの方もいましたが、こういったイベントを通して、お客さん同士、当店や僕も含めて、いろいろなつながりが生まれたり深まったりしてくれたら、とても嬉しく思います。

 

今回は、変化球というか、ゲテものというか、そういったウイスキーを集めた「変わり種」の会でした。

 

 

画像は、左から、スーパーセッション、ブレンド・285、インチマリン・2001・シングルカスク、ジョニーウォーカー・スイング(UD)。「スーパーセッション」は、ニッカ・ウヰスキーによる実験的な銘柄で、モルト・ウイスキー、グレーン・ウイスキーに、ライ・ウイスキーをブレンドするという、トライアド・ブレンド(3つの素材をブレンド)と名付けられたものでした。1989年(平成元年)、昭和期に長らく続いていた級別制度が廃止され、ウイスキーにとっても新時代を迎えたわけですが、しばらくの間、ウイスキーが売れない冬の時代が続くことになります。そんな時期のニッカの迷走ぶりが伺える銘柄で、1989年に発売したものの、1994年に早くも終売になってしまい、短命でした。今回のボトルは、瓶詰め場所記号が余市を意味する「1」の希少品で、ロット・ナンバーから、1989年の初期ロットと推測されます。すっきりとした辛口で、余韻は短いですが、なかなかの味わいでした。

 

「ブレンド・285」は、タイで造られているブレンデッド・スピリッツです。スコッチ・モルトとグレーン・スピリッツをブレンドして、オーク樽で熟成させたもので、ウイスキーとの記載はなく、ウイスキーらしきもの(笑)といったところでしょうか。味わいのほうは、深みはないものの、思ったよりもウイスキーっぽい雰囲気がありました。日本では流通していないので、レア度は相当高いです。Sくんがタイに行った際、お土産として買ってきてくれたものですが、ようやく出番がきました。

 

「インチマリン・2001・シングルカスク」は、スコットランド中南部、ハイランド地方とローランド地方の境目あたりにあるロッホローモンド蒸溜所による別ブランドのシングルモルト・ウイスキーで、超個性派とも、唯一無二の味わいとも言われ、いろいろと物議を醸しだす銘柄です。今回のボトルは、単一の樽から、樽出し、無濾過、無着色で瓶詰めしたシングルカスクの限定品で、ロッホローモンドに相通ずるオーガニック感というか、独特な香味が更に強調された感じでした。ただ、ロッホローモンドで一度体験しているからか、意外と普通に飲めるじゃないかという感想もありました。

 

「ジョニーウォーカー・スイング(UD)」は、ブレンデッド・スコッチの最大手、ジョニーウォーカーの上級品で、船が揺れても倒れないように設計された特殊なボトルも素敵です。今回は変わり種が3本だったので、口直し的にスイングを投入しました。ほどよくスモーキーで熟成感もあり、スコッチの王道のような味わいで素直に美味しかったです。ゆらゆらと揺れるボトルを眺めながら飲むと、より美味しく感じられますね。今回のボトルは、1990年代半ば、UD(ユナイテッド・ディスティラーズ)扱いのボトルで、状態も非常によかったです。

 

今回も貴重なボトルが揃い、それぞれ楽しむことができました。ボトルを持ち込んでくれたFさん、おつまみを作ってきてくれたSくん(ブレンド・285もありがとう!)、差し入れをいただいたNさん、Kさん、ありがとうございました。楽しい会が続いているのは、皆の好意のおかげです。いつもありがとうございます。

 

また来月も企画するので(みんな大好きシェリー風の予定)、興味のある方は、ぜひご参加くださいね。今回も数人いましたが、もし定員が埋まっていても、遅い時間などに誰かが帰って空席ができれば参加できますので、お問い合わせください。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107