4月も下旬に入りました。残り少ない「平成」をよいかたちで締めくくり、新たな「令和」へつなげていきたいものですね。前回も書きましたが、本日(21日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。なお、4月27日(土)~5月6日(月)にかけての10連休は、日曜、祝日も含め、すべて営業する予定であります。
昨日(20日)は、当店にて、「第19回オールド&レア・ボトル会」を開催しました。参加してくれたみなさま、ありがとうございました。今回は、おかげさまで、空き席待ちも出る盛況ぶりでした。この会は「ひとりではなかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよ」という趣旨で、基本的に毎月開催しています。こういったイベントを通して、お客さん同士、当店や僕も含めて、いろいろなつながりが生まれたり深まったりしてくれたら、とても嬉しいです。
今回は開業月のため、「豪華版」の会でした。
画像は、左から、サマランス・XO(旧)、センチュリー・オブ・モルツ、ロイヤルサルート21年(旧)、クレスト12年。「サマランス・XO」は、アルマニャックの名門、サマランス社のXO規格品です。フランスのブランデーは、生産地域と製法などから、コニャック、アルマニャック、フレンチ・ブランデーの3つに大きく分かれます。コニャックは単式蒸溜器で2回蒸溜、アルマニャックは半連続式蒸溜機で1回蒸溜するのが基本ですが、このサマランス社は単式蒸溜と半連続式蒸溜、両方の原酒をブレンドする独自の製法により、華やかなコニャックと力強いアルマニャック、両方の特性を兼ね備えています。1990年代のボトルと推測されますが、状態もよく、非常に豊かな香りと味わいでした。
「センチュリー・オブ・モルツ」は、スコットランド国内の100ヶ所もの蒸溜所のモルト原酒のみをブレンドした、ブレンデッド・モルト・ウイスキー(ヴァッテッド・モルト、ピュア・モルトとも)です。よくもまあ、100ヶ所分ものモルト原酒をブレンドしたなぁと思いますが、実際に飲んでみると、バランスの取れた味わいにまとめながらも、飲んだ後には非常に複雑で長い余韻があり、シーバス・ブラザーズ社のブレンド技術の神髄を感じさせる、興味深い仕上がりでした。こちらも1990年代のボトルと推測されますが、状態もよかったです。
「ロイヤルサルート21年」は、エリザベス女王の戴冠式を記念して生み出されたブレンデッド・スコッチの高級品です。熟成年数の21年は、祝礼砲が21発、鳴らされたことに由来しています。今回のボトルは、ラベルや陶器の製造元、底の形状などから1980年代後期のボトルと推測され、青、赤、緑の3色の陶器ボトルのうち、最も希少な緑ボトルです。開栓してから1週間ほどの間に一気にポテンシャルが開いた感じで、非常に香り高く、深みのある味わいでした。
「クレスト12年」は、1989年、サントリーの創業90周年を記念して、「響」とともに生み出された銘柄です。「響」はサントリーのフラッグシップ・ブランドとして世界的に有名になりましたが、この「クレスト」は残念ながら生き残ることはできませんでした。サントリーらしいバランスの取れた味わいで、それなりに深みもあって美味しいのですが、「ローヤル」と「響」の中間という位置づけが中途半端だったのか・・・。ちなみに、「ウイスキーがお好きでしょ?」というCMソングは、もともとはこのクレストのために作られたものですが、現在は「角瓶」に使われるようになってしまい、悲しいものがあります。
今回も貴重なボトルが揃い、それぞれ楽しむことができました。ボトルを持ち込んでくれたFさん(差し入れも)、チーズケーキを焼いてきてくれたUさん、おつまみを作ってきてくれたSくん、差し入れをいただいたNさん、Mちゃん、Kさん、Mさん、ありがとうございました。楽しい会が続いているのは、皆の好意のおかげです。いつもありがとうございます。
また来月も企画するので(シェリー風の予定)、興味のある方は、ぜひご参加くださいね。定員に達していても、遅い時間などに誰かが帰って空き席ができれば参加できますので、お問い合わせください。なお、早い時間帯に、予約した方がまだ来ていないために、見た目上、空席がある場合もありますが、そういった場合はお断りすることになりますので、ご了承ください。
P.S.7周年にあたっては、多くの方々にお祝いに来ていただき、ありがとうございました。お祝いもたくさんいただき、大感謝です。これからもよろしくお願いします。
「パブラウンジ・暮(くれ)」のマスターから。
スナック「AVANTI(アバンティ)」のママから。
いつもお気遣いいただき、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107


