２月がスタートしました。相変わらず寒い日が続いていますが、だんだん日が長くなってきたり、花屋にスイートピーが増えてきたり、春が近づいている感じはしますね。本日（３日）は、日曜日ですが当店は営業致します。ただ、料飲組合の会合が入っているため、開店時間が１７：００より若干遅れるかもしれません。来週の日曜日（１０日）、月曜日（１１日・祝日）の連休も、営業する予定であります。
さて、毎月恒例となりましたが、１月末締めの当店での人気ランキングを見てみたいと思います。２０１９年、最初のランキングはどうなったでしょうか？
それでは、さっそく・・・
１位 ブラックニッカ
２位 角瓶
３位 タンカレー
４位 ラフロイグ
５位 オールド
６位 アップルワイン
７位 プリマス
８位 アードベッグ
９位 スーパーニッカ
１０位 カリラ
１１位 ラガヴーリン
１２位 ジョニーウォーカー
１３位 エギュベル
１４位 カティサーク
１５位 ヘイマン
１６位 ボウモア
１７位 山崎
１８位 タリスカー
１９位 ゴードン
２０位 響
２１位 グレンファークラス
２２位 ビーフィーター
２３位 竹鶴
２４位 余市
２５位 キャプテン・モルガン
２６位 ジムビーム
２７位 バランタイン
２８位 Ｎｏ．３
２９位 スタルカ
３０位 宮城峡
画像は、左から、ヘイマン・１８５０・リザーヴ、ラガヴーリン・ダブル・マチュアード、初号スーパーニッカ・復刻版。「ヘイマン・１８５０・リザーヴ」は、ドライ・ジンの老舗のひとつ、ヘイマン社による限定品で、ジンを瓶ではなく樽から販売していた１８５０年代にヒントを得て、ウイスキー樽で短期間、寝かせてあります。そのため、複雑な香味があるだけでなく、口あたりもまろやかになっており、ストレートで飲むと美味しいですよ。現在は残念ながら終売となっており、同様に樽で短期間、寝かせた「ファミリー・リザーヴ」が後継品として出ています。
「ラガヴーリン・ダブル・マチュアード」は、スコットランド西部に浮かぶアイラ島の人気モルト、ラガヴーリンの限定品で、極甘口の高級シェリー、ペドロヒメネス（ＰＸ）の樽を使って２段熟成を施してあります。「アイラの巨人」とも称されるラガヴーリンの味わいに、濃厚なシェリー感が加わることで、香り、味わいともに一段と深みを増しています。箔押しのついたボトルも格好いいですね。
「初号スーパーニッカ・復刻版」は、ニッカの誇るハイ・スタンダード品、スーパーニッカの発売当時（１９６２年）の味わいとラベルを再現した限定品で、竹鶴氏を題材にした朝ドラマ「マッサン」が放送されていた４年前に生産されました。後に通常品のボトルも統一されたため、見た目上の特別感が少なくなりましたが、中身は全くの別物です。余市モルトに由来するスモーキーさと、まろやかな熟成感とのバランスが絶妙で、当店でもニッカ党を中心にとても人気があります。ニッカ・ウヰスキーは、ここ数年、ブラックニッカの限定品ばかりに力を入れている印象ですが、スーパーニッカでも何か出してほしいものです。
今回のランキングでは、勢いの衰えないスーパーニッカが、ついにトップ１０圏内まで上がってきました。通常品もそれなりに美味しいですが、杯数を稼いているのは復刻版です。買いだめした分がある間は、まだまだ伸びそうな気配です。長らく居座っていたトップ１０圏内から落ちてしまったラガヴーリンをはじめ、ジョニーウォーカー、エギュベル、カティサークまでは、あまり杯数の差はないので、どこまで粘れるか、注目ですね。
長くなってしまいますが、最後にお知らせです。
２月１６日（土）の１９：００頃から、「第１７回オールド＆レア・ボトル会」を開催します。なかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよという趣旨の会で、基本的に毎月開催しています。今回は「国産」の会で、スーパーニッカのプレミアム品（９０年代）、ウイスキーにシェリーを混ぜた変わり種のオーキッド（９０年代）、群馬県の地ウイスキー、サントリー・ドライ・ジン（８０年代以前？）の４本を開栓予定です。当店のカウンターの席数（８名）を定員として、参加者募集中です。残り枠が少なくなっていますのが、興味のある方はぜひご参加ください。もし、定員が埋まっていても、遅い時間などに空席ができれば参加できますので、お問い合わせくださいね。
Ｂａｒ ＢＡＫＥＲ
日野市多摩平１－５－１２ タカラ豊田ホームズ１０７