Bar BAKER お気に入り盤紹介256。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

12月も折り返しですね。忘年会なども増える時期ですが、皆で飲んだ後、落ち着いて一息つきたいときなど、ぜひ当店もご利用ください。本日(16日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(23日)、月曜日(24日・休日)の連休は営業する予定であります。年末については、例年通り、31日(月)まで、営業する予定であります(30日(日)も営業予定)。

 

さて、今回はCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、4管のアンサンブル・セッションとヴォーカル・セッションをまとめた1枚であります。

 

 

「GREY DECEMBER」 (pacific jazz)

 

1950年代に録音された2つのセッションで構成されていて、前半がヴォーカル、後半は4管アンサンブルになっています。前半は、CHET(トランペット、ヴォーカル)、BUD SHANK(フルート)をフロントに、RUSS FREEMAN(ピアノ)、RED MITCHELL(ベース)、BOB NEEL(ドラムス)、CORKY HALE(ハープ)を加えたセクステットにストリングスが加わる豪華な編成で、1955年の録音であります。CHETのヴォーカルにも焦点を当てて、その人気を一段と高めた「CHET BAKER SINGS」(pacific jazz)の続編として制作された「SINGS AND PLAYS」のセッションの一部になります。ほの暗いムードの「GREY DECEMBER」で始まり、ロマンティックな「I WISH I KNEW」、「SOMEONE TO WATCH OVER ME」、「THIS IS ALWAYS」と続いていく流れで、CHETの甘いヴォーカル、トランペットも好調ですし、SHANKのフルートも優しく響き、HALEのハープも優雅な雰囲気を加えて、とても素敵です。後者の2曲は、CHETの晩年までレパートリーとして残りました。アルバム後半は、CHET(トランペット)、HERB GELLER(アルト・サックス)、JACK MONTROSE(テナー・サックス)、BOB GORDON(バリトン・サックス)の4管をフロントに、RUSS FREEMAN(ピアノ)、JOE MONDRAGON(ベース)、SHELLY MANNE(ドラムス)を加えたセプテット編成で、1953年の録音であります。いかにもウエスト・コーストらしいアンサンブル重視の編曲になっていて、「PRO DEFUNCTUS」、「LITTLE OLD LADY」などのアップ・テンポの曲は、とくに心地よく響きます。その反面、音の余白(スペース)が少ないため、演奏の自由度は低く、CHETならではの伸びやかなアドリブを楽しむには不向きな感じがします。CHET自身もそう思ったのか、このようなアンサンブル系の録音は多くは残していないので、そういった意味では貴重な録音でもありますよ。

 

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107