12月に入り1週間が過ぎましたが、ここ数日は寒暖差が非常に大きくなっています。体調を崩さないように気をつけたいものですね。本日(9日)は、日曜日ですが当店は営業致します。寒そうですが天気はよさそうなので、お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(16日)は、お休みをいただく予定であります。
さて、今回はCHET BAKERへ捧げられたレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、フォーク歌手によるトリビュート・ソングが収録されています。
「HOME AGAIN」 (A&M)
アメリカ、オハイオ州出身のフォーク歌手、DAVID WILCOX(ヴォーカル、ギター)の4枚目のアルバムで、1991年の発売です。12曲目に「CHET BAKER’S UNSUNG SWAN SONG」というCHET BAKERへ捧げられたバラード曲が収録されています。この曲のレコーディングは、名手、RANDY BRECKER(フリューゲルホーン)を迎え、MARC EGAN(ベース)を加えたドラムレス・トリオ編成になっています。冒頭、RANDYの美しい無伴奏ソロで始まり、ギターの弾き語りに続いていきます。ライナー・ノーツによると、アムステルダムのホテルの窓から転落して亡くなる前、人生を振り返ってCHETが最後に何を思ったのか、思いを馳せて書いた曲のようです。しっとりとした美しいバラードで、フォーク、カントリー系の曲が続いているなか、異色の曲です(とは言え、カントリー調ではありますが)。その他の曲では、1曲目の「BURGUNDY HEART SHAPED MEDALLION」という曲の後半のギター・ソロがクラシック調で耳を惹きます。と思って、ライナーをよく見たら、JOHANN SEBASTIAN BACH(バッハ)の曲からの引用でした。本作のDAVID WILCOXとCHET BAKERには僕の知る限りでは接点はなさそうですが、トリビュート・ソングを吹き込んでいたり、アルバム・タイトル「HOME AGAIN」が、CHETが同じA&Mレーベルに1977年に吹き込んだ「YOU CAN’T GO HOME AGAIN」を連想させるものだったりと、何か思い入れはあるのかなと思ったりします。ジャズ以外のミュージシャンからもCHETの影響を感じるのは興味深いものですね。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
