8月も最終週になりました。台風が近づいたり、暑さがぶり返したり、不安定な天候が続いているせいか、活気のない日々が続いていますが、何とか流れが変わってほしいものです。本日(26日)は、日曜日ですが当店は営業致します。天気もよさそうですし、お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(9月2日)も、営業する予定であります。
さて、今回はCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、CHETの晩年、イギリスでのライヴの発掘音源で、2年ほど前に発売されたものです。
「LIVE IN LONDON」 (ubuntu)
CHET(トランペット、ヴォーカル)、JOHN HORLER(ピアノ)、JIM RICHARDSON(ベース)、TONY MANN(ドラムス)によるカルテット編成で、1983年の録音であります。晩年はヨーロッパで活動することが多かったCHETですが、イギリスでの録音は数少ないです。このライヴ音源は、ベースのRICHARDSONがCHET本人の許可を得て録音していたものですが、CHETの死後、彼の遺族との間の権利関係の問題などもあり、33年も経ってから世の中に出ることになりました。RICHARDSON、MANNのリズム隊の2人は、79年にRACHEL GOULD(ヴォーカル)らとchallengeレーベルに吹き込んだ「’ROUND MIDNIGHT」というアルバムでもCHETと共演しているので、呼吸の合わせ方がわかっているように感じます。可愛らしい声の女性MCによるメンバー紹介に続いて、「HAVE YOU MET MISS JONES?」で軽快に始まり、美しいメロディが沁みる「BEATRICE」、アップ・テンポでクールに決める「FOR MINORS ONLY」と続いていきます。ヴォーカル曲も「THE TOUCH OF YOUR LIPS」、「I REMEMBER YOU」、「MY FUNNY VALENTINE」とお馴染みのナンバーが揃っています。この日のライヴは、途中で入るMCでわかりますが、休憩を挟んで2セット行われており、アルバム2枚にわたって収録されています。2ndセットを締めくくる「I’LL REMEMBER APRIL」は、かなりのアップ・テンポで奏でられていて、CHETやリズム隊の2人はもちろんですが、HORLERのキレのいいピアノ演奏がとても格好いいですよ。今年(2018年)、本作と同じメンバーによる続編「LIVE IN LONDON VOL.2」(ubuntu)が発売になり、こちらも甲乙つけがたい出来なので、またの機会に紹介してみたいと思います。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
