4月も残りわずかになりました。世間ではゴールデン・ウイークですね。お休みを取れた方は楽しんでくださいね。お仕事の方はお疲れ様です。お互い頑張りましょう。連休中は、本日(29日・日曜日)、明日(30日・振替休日)ともに営業致します。天気もよさそうですし、お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。
連休の後半は、5月3日(木)、4日(金)、5日(土)は通常営業、連休最終日の6日(日)は、お休みをいただく予定であります。
さて、やや久しぶりのレコード紹介ですが、CHET BAKERへ捧げられた曲を含むアルバムを紹介してみたいと思います。今回の盤は、作・編曲家としても活躍している若手の女性ピアニストによる1枚であります。
「NEW LIFE」 (yvp)
コンポーザー(作曲家)、アレンジャー(編曲家)としても活躍しているイタリアの若手、STEFANIA TALLINI(ピアノ)をリーダーに、STEFAO CANTARANO(ベース)、ALESSANDRO MARZI(ドラムス)を加えたピアノ・トリオ編成をメインとして、曲によってゲストを迎えており、2003年の録音であります。僕がこのSTEFANIAを知るきっかけになったのが、CHET BAKERが晩年に何度も共演していた腕利きのピアニスト、ENRICO PIERANUNZIがcamレーベルに吹き込んだアルバム「BALLADS」において、彼女の曲「WHEN ALL WAS CHET」を取り上げていたことでした。現在ではヨーロッパ・ジャズ界の屈指の名手として活躍しているPIERANUNZIですが、CHETと出会ったことで、メロディを大切にしながら音数を抑えて静寂を活かすといった演奏スタイルを確立させてきた経緯があります。彼のバラード演奏の好演のひとつとして知られているのが「WHEN ALL WAS CHET」という曲でした。この曲の作曲者がSTEFANIA TALLINIで、彼女によるオリジナル・ヴァージョンが収録されているのが本作になります。この曲では上記のトリオ・メンバーに加えて、ALDO BASSI(トランペット)がゲスト参加しており、やわらかな音色を聴かせてくれます。音数を抑えたSTEFANIAのピアノの美しさはもちろんですが、全体をやさしく包み込むようなリズム隊も魅力的です。その他の収録曲をみると、トリオによるアドリブ演奏の3曲を除いて、すべて彼女自身による作曲ですが、「DANZA SUL POSTO」、「ICS DANCE」といったアップ・テンポの変拍子の曲や、タンゴ調の「MAX TANGO」、ボッサ調の「BOLEREPI’」など、バラエティ豊かな構成です。作曲家、編曲家、演奏者としての彼女の魅力が詰まった1枚となっていますよ。
みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。
Bar BAKER
日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107
P.S.前回記事に載せ忘れましたが、普段から交流のある「パブラウンジ・暮(くれ)」のマスターから6周年のお花をいただきました。細やかな気遣いも忘れない、ダンディなマスターです。いつもありがとうございます。
ウチの店名「BAKER(ベイカー)」がベカーになっているのはご愛嬌(笑)。

