Bar BAKER お気に入り盤紹介157。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

早いもので、11月も半ばです。雨も降って寒くなっているので、体調管理には気をつけたいですね。本日(15日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。なお、来週の連休は、日曜日(22日)、月曜日(23日・休日)とも、営業する予定であります。

来店される方へ、お知らせです。16日(月)~20日(金)にかけて、水道管の交換工事が入ります。店自体は通常営業致しますが、工事期間中は店内が多少手狭になるほか、天井や壁面などを崩して作業することになるので、ご不便をおかけすることがあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。

さて、恒例のレコード紹介です。今回はCHET BAKERへ捧げられたレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、キャリアの初期にGERRY MULLIGAN(バリトン・サックス)と組んでいたピアノレス・カルテットへのトリビュートであります。



「’S WONDERFUL」 (tosky)

イタリアのMARCO GUIDOLOTTI(バリトン・サックス)をリーダーに、FRANCESCO LENTO(トランペット)、MARCO LODDO(ベース)、GIOVANNI CAMPANELLA(ドラムス)を加えたピアノレス・カルテット編成で、2014年の録音であります。同じ楽器編成で1950年代に一世を風靡したGERRY MULLIGAN QUARTETへのトリビュートとなっており、彼らのレパートリーも取り入れています。冒頭の「REUNION」は、GERRYとCHETが1957年の再会セッションで吹き込んだ曲ですし、ラストの「BERNIE’S TUNE」は、1952年のピアノレス・カルテットの初レコーディング曲です。MARCOのバリトンとFRANCESCOのトランペットは、テーマ部分のユニゾンやハモり、片方がソロを取っているときのバッキング演奏まで、息の合ったプレイを繰り広げています。GERRYとCHETの演奏は深くて優しい音色でしたが、MARCOとFRANCESCOは、やや力強く感じます。リズム隊について触れると、MULLIGAN QUARTETのドラムスはブラシで叩いている曲が多かったのに対して、本作のドラムスはスティックで叩いている曲も多いので、キレが良く力強いような印象を受けるのかもしれません。4曲入っているオリジナルのうち、「G & C」は、タイトルの通り、GERRYとCHETに捧げられた曲で、バリトンとトランペットによる軽快なハモりが印象的です。GERRY MULLIGANの書いた曲では、ピアノレス・カルテット解散後の1963年に吹き込んだ「NIGHT LIGHTS」を演っているのにも注目です。寂しげで美しいメロディが印象的な曲ですが、オリジナルではGERRYはバリトン・サックスではなくピアノを弾いていました。ピアノレス・カルテットで演奏していたら、本作のような感じになっていたのかもしれませんね。GERRY MULLIGANとCHET BAKER、2人の若き才能が火花を散らせていたころの演奏と、同じ編成である本作を聴き比べてみるのも、面白いですよ。

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

Bar BAKER

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107