Bar BAKER お気に入り盤紹介155。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

10月も残すところ1週間となりました。日中は穏やかな陽気ですが、朝晩は冷えてきているので、体調管理には気をつけたいですね。本日(25日)は、日曜日ですが当店は営業致します。お時間がございましたら、一杯いかがですか? みなさまのお越しをお待ちしております。なお、来週の日曜日(11月1日)は、お休みをいただく予定であります。

さて、今回はCHET BAKERへ捧げられたレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、CHETの影響を色濃く感じさせる女性トランぺッター兼ヴォーカリストのデビュー作であります。



「MY IDEAL」 (angharad)

ANNA CALLAHAN(トランペット、ヴォーカル)をフロントに、KAREN HAMMACK(ピアノ)、BARRY ZWEIG(ギター)、RICK SHAW(ベース)、JAMEY TATE(ドラムス)を加えたクインテット編成で、2002年の録音であります。やわらかい音色のトランペットを吹き、澄んだヴォーカルも披露するANNAは、女性版CHET BAKERと呼ばれることもあるそうです。本作はCHETに捧げるとの明記はないものの、タイトル曲の「MY IDEAL」、「I’VE NEVER BEEN IN LOVE BEFORE」、「MY ROMANCE」とCHETの愛奏曲を取り上げていますし、本作に続く彼女のセカンド・アルバム「IT’S JUST THE RAIN」では、「I’M OLD FASHIONED」や「LET’S GET LOST」の他、6曲も彼の愛奏曲を吹き込んでおり、CHET BAKERをかなり意識した選曲になっています。本作のタイトル曲である「MY IDEAL」は、スロー・テンポながら変拍子にアレンジしてあり、耳に残ります。3拍子で演奏される「MY ROMANCE」は、スインギーな演奏も素敵ですが、曲の後半でのヴォーカルの高音の伸びがとても綺麗ですよ。ANNAは、ソングライティング(作曲)にも非凡な才能をみせ、本作でもオリジナルを5曲、吹き込んでいます。スタンダード曲と並んでいても自然に馴染んでおり、作曲センスのよさを感じますよ。なかでも秀逸なのが、アルバムのラストを飾る、ピアノとのデュオによる「ADIEU」という曲です。題名の通り、別れを唄った寂しい曲ですが、スタンダード曲の「WHAT’S NEW」を連想させるような美しい曲で、とても印象深いですよ。CHETの影響がより濃く感じられるセカンド・アルバムのほうも、またの機会に紹介してみたいと思います。

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

Bar BAKER

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107