Bar BAKER お気に入り盤紹介136。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

4月も残り少なくなり、そろそろゴールデン・ウイークに入りますね。本日(26日)は、日曜日ですが当店は営業致します。天気もいいようですし、お時間がございましたら、一杯いかがですか? みなさまのお越しをお待ちしております。なお、ゴールデン・ウイーク中も、4月29日(祝)、5月3日(日)、4日(祝)、5日(祝)、6日(祝)とも、すべて営業する予定であります。日常を離れて、ゆっくり癒したいときなど、ぜひお越しください。

さて、今回はCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、北欧ツアーをした際のライヴ録音で、スウェーデンのピアノの名手との共演盤であります。



「LIVE IN SWEDEN」 (dragon)

CHET(トランペット、ヴォーカル)がスウェーデンでミニ・ツアーを行った際の記録で、AKE JOHANSSON(ピアノ)、KJELL JANSSON(ベース)、GORAN LEVIN(ドラムス)のピアノ・トリオとの共演によるカルテット編成で、1983年の録音であります。CHETは調子がよかったようで、とくに「BEATRICE」におけるトランペット・プレイは素晴らしく、「MY IDEAL」と「BUT NOT FOR ME」で聴けるヴォーカルも味わい深いです。AKEはスウェーデンの誇るピアノの名手で、繊細さと力強さを兼ね備えた演奏を繰り広げますが、音数は控えめで共演者にしっかりとスペースを残しており、CHETとの音楽的相性もいいようです。冒頭の「LAMENT」と「ELLEN DAVID」では、ベースのKJELLが弓弾きをしていて、いいアクセントになっています。興味深い選曲としては、MILES DAVISの「MILESTONES」を演っていますが、1958年に吹き込んだ有名なモード曲のほうではなく、1947年にMILESの初リーダー録音でCHARLIE PARKERと吹き込んだほうの曲を取り上げています。ピアノのAKEは盲目のため、ツアーを行うのは大変だっただろうと思いますが、ベースのKJELLは「CHETは我々にとても親切にしてくれて、ツアーの道中は素晴らしい時間を過ごしたよ。1980年代から90年代にかけて多くのアメリカのミュージシャンたちと共演したけれど、CHETは演奏家としても人としても最良の1人だったよ。」と回想しています。CHETとAKEは85年にも共演していて、以前紹介記事を書いた「CHET & TOOTS」(dragon)を吹き込んでいます。こちらは、TOOTS THIELEMANS(ハーモニカ)を加えたクインテット編成になっているので、聴き比べてみるのも興味深いですよ。

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

Bar BAKER

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107