Bar BAKER お気に入り盤紹介131。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

3月も半ばになり、暖かくなってきました。春が近づいている感じがしますね。前回の記事にも書きましたが、当店の向かい側のマンション「クレヴィア豊田多摩平の森」の入居が始まり、徐々に明かりが灯ってきています。当店も含め、街に活気が出てほしいものです。本日(15日)は、日曜日ですが当店は営業致しますので、お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(22日)は、お休みをいただく予定であります。

さて、今回はCHET BAKERへ捧げられたレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、ロスを中心に活動している女性歌手によるトリビュートであります。



「TOUCH OF YOUR VOICE」 (omni tone)

ロサンゼルスを中心に活動している歌手、ELISSA LALAによるトリビュートで、演奏陣は、JOHNNIE VALENTINO(ギター)、ALAN PASQUA(ピアノ)、DAREK OLES(ベース)、SHERMAN FERGUSON(ドラムス)によるカルテット編成で、2002年の録音であります。ELISSAは10代の頃からバックグラウンド・ヴォーカルとしていろいろなセッションに参加しており、その頃、本作でもギターを弾いているJOHNNEと知り合い、かれこれ20年以上一緒に活動しているそうです。ELISSAはCHET BAKERについて、「信じられないほどの楽器(演奏技術)は持っていないけれども、純粋で本物の唄を心から唄っている」と評しています。本作は、CHETの愛奏曲を中心にオリジナル曲も加えたバラード曲集になっています。冒頭の「THE WIND」や「YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS」、「ALMOST BLUE」など、寂しげなメロディの曲が多く、アップ・テンポで演奏されることが多い「LET’S GET LOST」もスローで演っています。全曲スロー・テンポで演奏陣も地味なので、通して聴いていると途中でマンネリ化してくることも否めません。しかし、後半に入っているオリジナル曲がいい出来で、とくに「WHILE YOU’RE AWAY FROM ME」という曲は、サビのメロディが印象的で、繊細なピアノをはじめとした演奏も美しいです。晩年のCHETが好みそうな雰囲気の曲で、彼の愛奏曲のなかに混じっていても自然に馴染んでいますよ。全体的に地味なアルバムですが、聴き込んでいるうちによさが沁み込んでくるような1枚であります。

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

Bar BAKER

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107