Bar BAKER お気に入り盤紹介130。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

3月の第1週が終わりましたが、みなさま、いかがお過ごしですか? 新年度に向けて、引越しなども多くなってくる時期ですね。当店のまわりでは、向かい側の大きなマンション「クレヴィア豊田多摩平の森」が完成し、いよいよ入居が始まるようです。当店も含め、地域に活気が出てくれるよう、期待したいところです。新たに越してきたみなさまも、一息つきたいときなど、ぜひご来店ください。

前置きが長くなりましたが、本日(8日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしていますので、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(15日)は営業する予定であります。

さて、今回はCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、初期のレギュラー・バンドによる若々しさにあふれたライヴ録音であります。



「MY OLD FLAME」 (pacific jazz)

CHET(トランペット、ブーバム)、RUSS FREEMAN(ピアノ)、CARSON SMITH(ベース)、BOB NEEL(ドラムス)のレギュラー・メンバーによるカルテット編成で、1954年の録音であります。前年に発表した1stソロ・アルバム「CHET BAKER QUARTET」(pacific jazz)(この紹介記事の1枚目に取り上げたものです)が好評だったため、CHETとRUSSの2人を中心にリズム隊を加えてレギュラー・バンドが結成されることになりました。そんな彼らにとって初めてのアメリカ国内のツアーの模様をとらえた録音のうちの1枚が本作というわけです。しばらくツアーをこなしているだけあって、バンドの一体感はなかなかです。CHETのトランペットは、ライヴということもあってやや粗削りではありますが、「MY OLD FLAME」などのバラード曲においては、味わい深い音色を聴かせてくれます。そして、「MY LITTLE SUEDE SHOES」や「ZING WENT THE STRINGS OF MY HEART」といったアップ・テンポの曲では、勢いのあるトランペット・プレイに加えて、CHETには珍しいことですが、ブーバムというパーカッションまで演奏しています。また、この時期のCHETの相棒として重要な存在だったのがピアノのRUSSで、CHETの演奏のための余白(スペース)を残したピアノ・プレイで、抜群の相性のよさを示します。「A DANDY LINE」のテーマ部分では、CHETのトランペットとRUSSの硬質なピアノとのハモりが格好いいですよ。彼は作曲・編曲者としても重要で、「THE WIND」や「RUSS JOB」など、彼のオリジナル曲は、この時期のレギュラー・レパートリーとして、よく演奏されました。本作は、粗さはあるものの、CHETとRUSSによる音楽的対話を中心として、若さあふれる演奏が堪能できる1枚でありますよ。

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

Bar BAKER

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107