Bar BAKER お気に入り盤紹介132。 | 「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

3月も下旬に入りましたね。年度末に向けて忙しい日々を過ごしている方や、異動や就職、引越など、新たな環境に移る方も多いかと思います。日常を離れて一息つきたいときには、ぜひ当店をご利用ください。本日(22日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。なお、来週の日曜日(29日)は、営業する予定であります。

さて、今回はCHET BAKERのレコードを紹介してみたいと思います。今回の盤は、晩年のレギュラー・バンドによる息の合ったライヴ録音であります。



「STROLLIN’」 (enja)

CHET(トランペット、ヴォーカル)、PHILIP CATHERINE(ギター)、JEAN-LOUIS RASSINFOSSE(ベース)によるドラムレス・トリオ編成で、1985年の録音であります。PHILIP、JEAN-LOUISともに、当時のレギュラー・メンバーで、何年も一緒にやってきた仲間です。主役のCHETは調子がいまひとつのようで、冒頭の「SAD WALK」の出だしは弱々しいですが、演奏が進んでいくにつれて音に艶が出てきます。ドラムレス編成の場合、ベース奏者のリズム・キープが重要になります。JEAN-LOUISは76年の暮れからCHETと共演しているため、音楽的相性もいいです。CHETはドラムレス編成におけるリズム・キープに優れたベース奏者の1人として、JEAN-LOUISの名を挙げていましたが、アップ・テンポでもスローでも、安定したリズムを刻みながら見事なベース・ラインを聴かせてくれます。晩年の定番レパートリーとなっていた「LOVE FOR SALE」では、引っかかったような変拍子気味のベース・プレイから、アップ・テンポの4ビートに切り替わる部分がスリリングですよ。ギターのPHILIPは、饒舌でありながらも、CHETやJEAN-LOUISのためのスペースは残した演奏をしており、トリオの一体感が感じられます。また、演奏とは関係ありませんが、ジャケット写真の美しさについても触れておくべきかと思います。「砂漠の上に浮かぶ月」といった構図になっていますが、CHETの最晩年に撮ったドキュメンタリー映画「LET’S GET LOST」のために録音した「MOON & SAND」を連想させますね。残念ながら同曲は本作には収録されていませんが。ライヴ録音ゆえに調子の出ない曲もあったりしますが、ミドル・テンポのタイトル曲「STROLLIN’」や、定番のバラード曲「LEAVING」などは、聴き応えがありますよ。

みなさま、ぜひ「BAKER」へお越しくださいませ。初めての方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

Bar BAKER

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107