タイで売られている、フットスパ用のタイハーブバック。
フットスパで、お客様に足をつけてもらう足湯に入れるインスタントタイハーブです。
これって、いったい何が入っているのだろう?
もちろん海塩や、ポンツク生姜、コブミカンなど、タイマッサージを勉強した人ならおなじみのタイハーブが入っていますが、あまり知られていない気になるハーブもあります。
ชุมเห็ดเทศ(チュムヘッテート)。
なんじゃこりゃ。
和名をぐぐってみると、ゴールデンキャンドルことハネミセンナ。
パワフルすぎて要注意のデトックティーの成分でした。
ウィキベディアによると
「古くは1300年ほど前からインドネシア王室のセレブ達の間で、美容やダイエット、かゆみや虫さされ等の皮膚疾患等で利用されてきた生薬である。
インドネシア・アーユルベーダが盛んなバリ島などで美と若さと健康のために古代から民間療法として伝承されており、現在でも皮膚炎(急性・慢性)には葉をすりつぶし湿布として用いられている。また、葉を煎じて飲めば抗真菌、便秘改善に効果があるとされており、薬膳として食したりもされている。
漢方医・矢数道明は応召され、ブーゲンビル島南端ブイン地区の兵站病院に勤務していた時、ケ号作戦やセ号作戦により引き揚げてきた患者のほとんどすべて罹っていた白癬(タムシ)が、「カシアアラタ」(ゴールデンキャンドル)の葉を少量の塩とともに揉み、その汁を塗擦することできれいに治ってしまうことを軍医部に報告、全軍各隊がこれを栽培し、やがて白癬(タムシ)で苦しむものが全くなくなったと記している」
となんとも説得力のありすぎる説明です。
タイのタイハーブの説明では、「チュムヘッテートの葉からのエタノールを含む抽出物は、白癬(タムシ)の原因となる皮膚糸状菌に対して優れた殺傷効果があります」と書かれています。
で、白癬(タムシ)を調べてみると、
水虫や、運動部でおなじみのインキンタムシを起こす白癬菌というカビが起こす皮膚病でした。
そして、なんと驚くことに、日本人の5分の1が水虫陽性感染者で、その半分は痒みなどのない無症状感染者でした。
つまり、フットマッサージの前のチュムヘッテートとの入った足湯は、お客様のためでもあるし、またセラピストのためでもあるってことがわかりました。
また、ひとつおりこうになりました。
柔道やレスリングをやってる格闘家の皆様にも朗報です。
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