トークセンは「落雷に撃たれた、タマリンドの木から作った、トークセンがプレミアム」らしい。
誰に聞いたか忘れたが、落雷に撃たれたなら、水分が抜けてカスカスでトークセンは作れないのでは?と一笑にふしていた。
よく考えてみると、人間でも雷に撃たれたからといって、必ずしも死んでしまうわけではない。
雷に撃たれたて、超能力をさずかって犯罪捜査官になった人もいるようだ。
なら、木も生き残っている部分はあるだろう。
ダオ先生の長女パーリー先生は、チェンマイ大学医学部のセミナーの中で、このことを言っている。
タマリンドの木とは限定しててないが、落雷に撃たれた木で、それはヤシの木のように柔らかいものでなく、硬い木である必要がある。
落雷で燃えてしまうので、残った破片で、それは数少なく、貴重なものである。
これは、10年前くらいのセミナーで、パーリー先生はもう亡くなられています。
猫先生は、フェイスブックの猫語録で、次のように言っている。
トークセンの木をみてみると、そこにパワーと魔力がみなぎっていて、職業的トークセン師と真に一体となっている。
良いトークセンは、音と響くが良く、どっしりとし、握りのデザインが手にフィットし、縦横無尽に操っても手からこぼれることがない。
そして、木のパワーについて良く言われていることは、音と響きにより、人の体から邪悪なものを追い出すことができるとされ、昔の人は、タマリンドの木はその名によって病気を追い出すことができる。
これは雷に撃たれた木に力があると言うことと共に昔の人たちの迷信であり、無理に信じなくてもよいが、それを侮ってはならない。
猫先生らしく、音と響きが、病気を追い出すとしている。
もう亡くなってしまったが、ダオ先生の一番弟子で、トークセンの普及に努めたナロン先生は、昔の新聞記事で、「タマリンドトークセン」という題で、次のように述べている。
トークセンは、タマリンドの木の心材から作ったものでなけらばならない。
※心材とは木の真ん中のコアな部分で、濃い茶色の部分
この種の名の意味により、病気は使い手を恐れて二度と戻ってこない。
ナロン先生は、タマリンドの心材と言っているが、落雷は言ってない。
ランプーンのランナー民俗医学の伝統医のインソム先生は、それまで仏教とタイハーブを学んでいたが、50歳でナロン先生からトークセンを学び、トークセン師になった。
インソム先生は、WEB新聞のインタビューで、次のように言っている。
タイマッサージでは、背中やお尻などは親指では圧がはいらないので、非常に良いと思った。
トークセンは、雷で打たれた、タマリンンドの木の、心材でなければならない。
そして、トークセンに対する呪文はかなり重要だが、ほとんどの人はおろそかにし、今では覚えている人は少ない。
ちなみに、インソム先生の祖父は、悪魔祓いの儀式をする除霊医師です。
呪文は需要。
結論は、
トークセンは「落雷に撃たれた、タマリンドの木の、心材から作ったトークセンがプレミアム」らしい。
またひとつハードルが高くなった。
タマリンドの木は、心材部分ができにくく、できるとすれば樹齢100年とか200年とかの長寿の木となる。
しかも、そこに落雷があたるわけだ。
まさにプレミアム中のプレミアム。
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