今日のCCAキッチンの昼ご飯は、タノムシェフのエビ味噌チャーハン。
タイ語で、「カオ・クルック・カピ」。
カピ入りご飯に、シャロット、唐辛子、甘く味付けした豚肉、細切り卵焼き、生マンゴーなどを混ぜて食べる。
CCAの生徒には人気№1のメニュー。
カピは、エビを発酵させたシュリンプペーストのこと。
アユタヤ時代に、タイマッサージのことを???と書いているフランス人の外交官ラルベーは、カピについても「なんだかなあ???」と感想を書いている。
上から目線だと、何も見えないようだ。
カピ文化は、アユタヤよりさらに古いスコータイ王朝時代からあったようだ。
さて、「カオ・クルック・カピ」についてはラーマ5世、チュラロンコン王が、1907年ヨーロッパに渡航したさい、夢で祖母がおいしいカオ・クルック・カピを作る夢をみて、翌朝、朝食に作るようおつきに命じたという話に出てくる。
つまり、王室で出てきた由緒正しきメニューのようだ。
ここで卒業生が乱入。

