CBX1000 & Ninja250 カスタム日記 -8ページ目

日本語習得への道!?

ミャンマー人の親しい友人が日本語学校に通い始めた。

彼女は30歳の弁護士。
職業を鼻に掛ける事なく、
自分と一緒に居る時はその片鱗さえ見せない。

彼女の職業が垣間見られるのは、
買い物時やタクシー料金の交渉時に見せる毅然とした態度のみ。
こちらの方を振り返った時には、満面の笑みに戻っている。

そんな彼女は、
会話の中で知らない単語が出てくると、
必ず、その場で確かめてくる。
決して、知ったかぶりをしない。
プライドの高いミャンマー人には珍しく、
知らない事を放って置く事が恥ずかしい ・・・ と思っている女性だ。

だから自分に
「私が間違いをやったら、いつでも叱って欲しい。」 と言う。
一度、タクシーの窓から紙を捨てた事が有った。
彼女なりに汚い物を車の中に置いて置くのは、
私に対して失礼な事だと思ったらしい。
きちんと説明すると
“ごめんなさい。二度としない。” と言って謝った。
それからは、
彼女がゴミ箱以外にゴミを捨てるところを見た事がない。

勿論、
自分もタクシーの中で飲んだコーラの缶を
当然の如く持って降りて、
ゴミ箱を探してその中に捨てた事は言うまでもない。

そんなこんなで、
会話の中で感じる知性や可愛らしさは、
今時の日本でも滅多にお目に掛かれないものが多い。
ミャンマー人特有の言い訳のオンパレードや知ったかぶりも一切無く、
反省すべき事はきちんと反省出来る。

日本人も含め今時の人々は、
反省なんてどこへやら、逆ギレする者が多く、
特にミャンマー女性は肝っ玉母さんタイプが多いので、
逆に男の襟元掴んで食って掛かる女性も多い中で、
彼女は本当に奥ゆかしい可愛さを持ち合わせている。

今だけの演技だったら、
間違いなく彼女は アカデミー賞の
“主演女優賞” を獲れる!。(笑!)

そんな彼女にひとつだけ注文を付けた。
「電話を終える時に、
先に切らないで欲しい。寂しいから ・・・。」 と言うと、
「そこは、レディ・ファーストじゃないのネッ!。」 と笑って、
以後、彼女から先に電話を切った事がない。

彼女は、自分にミャンマー語の習得を強要しない。
そして自らは 「日本語にトライする!。」 と言って、
早速、日本語学校に通い始めた。

日本語学校授業初日、
その日の午後には、
自分の携帯のMessage には ローマ字が乱舞!。
恒例の夜の電話で、
“全ての日本語の発音を教えて!。” と来たもんだ。(笑!)

中身は、結構、難しい言葉や、
今時???、こんな言葉は日本人は使わないョ!
・・・ と思えるものまで。

“行って参ります。“・”ただいま戻りました。“
なぁ~~~んて言葉は、今時使わないし。
“行って来ます。”・“ただいま” と
フランクな言い方に修正を加えながら、
トーキング・タイムは続いていく。

週二回、昼間は机上にて日本語を勉強し、
毎晩、変な日本人から発音を学ぶ。

頭が良くて、
意欲旺盛な彼女が、
美しい日本語を話し始めるのも、
そう遠い未来ではないだろう ・・・。







打ち合わせは無駄!?

事を進める時、
日本でやるのと同様に、
ミーティンングを行い、全員の意思の疎通を図ってから ・・・ の
段取りを行っている。

社長を含め、3名の日本人とミャンマー人数人でのミーティング。
ミャンマー人:4人の内、3人は日本に長年住んでいた経験を持ち、
ある程度の日本語も理解している。
日本語を理解出来ないのは1名だけなので、
日本語でのミーティングを行っている。

打ち合わせも万事整い、
“さぁ、本番!” となった時、
決まっておかしな事をやり始める。
ミーティング中にメモをとって、
忘れない様に間違いの無い様にしている筈なのに ・・・。

その時、その時の気分で、決められている時間配分を変えたり、
内容の大幅変更も自由自在。
良く言えば、“臨機応変” とも言えそうだが、
大きく的を外してしまっているから意味が無い。

一事が万事、この様なものなのだ。

日本人同士で確認し合うと、
別段メモをとっている訳でも無いが、
ミーティングで決めた事を復唱出来る。

ミャンマーが長い社長は、
それでもまだ、マシになった方だと言う。

それにしても、
打ち合わせ通りに事を運んでくれないミャンマー人を
どう、シバき上げたら ・・・、
いや、どう指導したら良いのやら ・・・。


そして僕は途方にくれる ・・・。




ミャンマーの野菜 ・・・

インターネットから衝撃的な動画を拾ってきた!。

ミャンマーの農家で出荷前に細工をしている動画だ。

キュウリに緑色の液体を注射している。
その目的は、見た目を鮮やかな緑色にする為らしい ・・・。
スイカに赤色の液体を注射している。
その目的は、中身を鮮やかな赤色に発色させる為だとか ・・・。

以前、
ミャンマーではイチゴを赤くペイントする ・・・。
・・・ ってのは、聞いた事があった。
その時は耳を疑ったのだが、
実際にケーキに乗っかっているイチゴを見た時、
“有り得る ・・・” と思った。

そして今回の動画 ・・・。

日本で食品に着色する場合、
食紅や動物性着色料(あずきの赤い色は、赤虫)を使用し、
人体に悪影響が無い物を使用している。
現在は ・・・。

恐らく、
中国人辺りの入れ知恵だろうが、
発ガン性物質や明らかに毒性のある物さえ、使いかねない。
「とにかく、売れりゃあいい!。」
・・・ ってな、自己中な発想が得意なやつらの仕業。
そんなやつらが、人体に無害かどうかなんぞ、
これっぽっちも考えていないだろう。

ミャンマーの鮮やかな色した果物や野菜を食べるのが怖くなった ・・・。





夏、真っ盛り!?

先日、ミャンマーの豪邸の無機能さを披露したが、
使用材料が安い自宅アパートでは、
尚更、無機能さが露呈される。

自分が引越しをしたのが11月の下旬で乾季だったので、
日中は35℃程度まで上がり、夜半は20℃程度まで下がる。
外気温が20℃まで下がっているにも関わらず、
室内の温度は30℃を超えたまま。
エアコンと扇風機を駆使して部屋全体に冷気を振り撒くも、
室内温度は28℃で下げ止まり。

外気温が比較的低い時期(笑!)でも、
ミャンマーの建造物は日中の日差しを蓄熱し、
真夜中になっても、室内温度を下げてくれない構造。

その状態で、4月&5月のミャンマーの夏、
真っ盛りを迎えたから堪らない!。
日中の外気温は40℃を軽く超え、室内温度も急上昇。
エアコンの温度を16℃まで下げ、扇風機を買い増しして、
扇風機2台体制でエアコンの冷気を部屋の隅々まで振り撒く。

・・・ が、室内の温度は30℃を超えたまま。
3月までは夜中の12時にはエアコンを切って、
扇風機だけで過ごせたが、(室温は28℃位になる)
4月からは扇風機を2台体制にしたにも関わらず、
朝方までエアコンを回しっぱなしにしないと暑くて眠れない。
室温が30℃を下回ってくれないのだ。
そんな時、外気温は? って言うと、
27℃位だったりするんだよね。(笑!)

これからの問題はそれだけじゃない!。
雨季に入ってジメジメした日が続くと、
カビの発生が問題となってくる。

自分の様に夜間だけでもエアコンを使用していれば、
雨季のカビを多少なりとも防ぐことも出来るが、
エアコンを使用しないミャンマーの一般家庭では、
カビも生活の仲間として受け入れている節もある ・・・。

日本人である自分としては、
カビとの共存は受け入れられない。
在宅中はエアコンと扇風機を駆使して、
防カビに努めなければならない。(笑!)



ヤンゴンの豪邸!?

ヤンゴンには、高級住宅街が点在している。
その豪華さたるや、
日本でも滅多にお目にかかれない程の物である。

外観も大理石を貼り付けたり、お洒落なバルコニーを付けたり、
玄関ポーチも太い柱で支えた様な豪華な造りが多い。
小柄なホワイトハウスを連想して頂けたら、話が早い。

自分は、そんな豪邸を見る度に
”いつかは、こんな豪邸に住んでみたいものだ。”
と思っていた。

が、しかし、
しかぁ~~~しぃ ・・・である。

見た目の豪華さは良いのだが、
その他の事は全く考えられていない。
形から入る事が大好きで、またそれを重んじるお国柄、
そのまんま住宅建設にも当てはまるのだ。
快適な居住空間 ・・・とは程遠い機能性を全く持たない家造り。
日本の家造りとは正反対の考え方。

現代の日本の家造りと比較したら可哀想なので、
昭和初期の日本の家造りと比較するが、
日本では、土壁にしろ、土間にしろ、障子・襖にしろ、
通気性を考慮し、如何に夏を涼しく、冬を暖かく過ごせるかを
考えた家造りがなされていた。
(当然、現代の住環境とは比べようが無いが ・・・。)

戦後の家造りは、
外観もさる事ながら、居住空間の快適性を追求し、
断熱性と通気性の相異なる問題の解決と実用性を考えた
家造りがなされている。

それと比べて、
一見、豪華そう、快適そうに見えるミャンマーの豪邸も、
言うなれば、一戸建てサウナ。
西日の当たる壁面は外壁どころか内側の壁も熱を持っている。
暖かいを通り越して、壁が熱い!(笑!)
当然、エアコンの無い部屋は蒸し風呂状態。
昼間、使用していない2階の各部屋及び廊下は、
あたかもサウナの中に入った様 ・・・。

水道も、昼間は温水なんて要らない。
給水タンクが日中、太陽の熱に晒されている所為だろうか?、
蛇口を捻ると、先ずぬるい水が出て、次第に暖かくなり、
しまいには完全にお湯(50℃位?)が出てくる!。
まるで温水シャワーを使用しているが如く。(エコキュート?)

こんな家造りがされているところに追い打ちを掛けるように
頻繁に停電が発生するのだ。
ジェネレーターを備えた家であれば、
ジェネレーターを回して電気を確保し、
何とかエアコンの使用も出来るが、
ジェネレーターを装備していない家は、
外に出て日陰に身を置いた方がよっぽど涼しい。(笑!)

やたら豪華で機能性もクソも無いミャンマーの豪邸。
そのまんま、ミャンマーの国・国民の考え方、行動規範を
反映している様に思えてならない ・・・。