前回、書いた映画ちいかわの感想の第二弾です。
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映画ちいかわ 人魚の島のひみつ : 作品情報・声優・キャスト・あらすじ - 映画.com
以下はネタバレですので、未見の方はご注意ください。
8月にNHKの100分de名著の「ドラキュラ」を読んだとき、「現代の私たちが陥りがちな二元論や二項対立を乗り越えようという意図」があるという言葉を見つけました。二元論、二項対立と聞くと難しそうですが、自分の周りの事象を【正義か悪か】だけに寄せることを指しています。
また、上記の本には19世紀のイギリスの詩人キーツの言葉として「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉も紹介されていました。分断が進む時代だからこそ、簡単に敵/味方に分けない。競争にさらされる環境だからこそ、答えを急いで自分や他者を傷つけないネガティブ・ケイパビリティという力が必要ではないかと…。
待つ。
留保する。
疑ってみる。
ためらう。
中国の故事からの「清濁併せ呑む」という言葉も近そうです。
現実にはそのような訓練をする機会はすくないと思います。「清濁併せ呑む」上司を「八方美人」と悪い意味で揶揄する部下も多いと思います。実は、ラストのキャンプファイアのシーンでは、究極のネガティブ・ケイパビリティだと思うのです。
このシーンをよく見た人は、ちいかわを「八方美人だ」と揶揄するでしょうか。悪い意味での八方美人は「嫌われたくなくて本音を隠し、誰にでもいい顔をする」こと、根底は自分を守ることです。
でも、ちいかわは、セイレーンとヒトハとフタバの関係性、島民の安全を保つにはどうしたらいいかを考えた結果、保留にします。保身のためではありません。島民のことを考えて、どうすればいいか迷うのはハチワレも同じ。セイレーンが苦しんでいるとき、制裁を叫ぶ島民の中で「何が正しいのか」迷います。ここで島民がセイレーンに制裁を加えたら、憎しみの連鎖が続くでしょう…。
さて、ネガティブ・ケイパビリティという考え方はビジネスパーソンにも有益です。以下のサイトでは、「確度の低い断定を避けながら、情報を集め、関係者と対話し、仮説を更新し続けることです。つまり、結論を出す前の時間を、学習と調整に変える力だと捉えると実務に落とし込みやすくなります。」と紹介されています。
この映画、何度見ても発見があります。2時間足らずで、禊ができるというか、何らかの気づきがあるのはありがたい映画です。
と、いうことで、
最近のちい活の結果をレポートします。
10月10日~11日
ハチワレとちいかわ
上から見ても
下から見ても感動!!
ポシェットの再現もすごい!!
ウサギとモモンガ
10月24日~25日
入場者特典第7弾
3匹の人魚とセイレーンのカードとヒトハとフタバのカード。どちらも在りし日、物語の内容を想像すると号泣です。
次回、行くときはまた違うカードが当たるといいな。
10月22日~ 全国書店でちいかわの図書カードが2タイプ販売されています。

出典:図書カードNEXT
封筒と台紙、かわいすぎ!!
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