鬼滅の刃 第5弾キービジュアルが公開されました。今度は、獪岳と善逸です。現段階で、興行収入300億がみえてきました。
獪岳のような責任転嫁の無間地獄(むげんじごく)に陥らないよう、自分を戒めるため、今日もポチッ。
出典:kimetsu_off






獪岳と善逸のこと、映画や原作からの印象をまとめたいと思います。

漢字ペディアで名前の漢字の意味を調べてみました。
獪:わるがしこい。ずるい。
岳:たけ。大きな山。高い山。
獪岳と善逸
兪史郎さんの言葉は切れ味抜群
「善逸、お前はわしの誇りじゃ…」
鳴柱組のオフショット
妻の父母を敬っていうときに用いる語。

桑島慈悟郎(じいちゃん)は分け隔てなく、獪岳と善逸を見ていたように思います。ただ、善逸のほうが手がかかっていたように思いますが…。また、善逸は、獪岳のいいところを見ることができた数少ない人のように思います。(炭治郎が匂いで人の本質を測れるように、善逸も響きから人の本質を測れたからだと思います)
善逸はだまされやすかったり、自意識過剰なところ、おだてに弱い部分もあります。ある意味、獪岳と似ていたと思うんですよね。こんな似た者同士の二人の道が分かれたのは、善逸には炭治郎や伊之助という信じられる仲間に出会えたこと、任務を果たすなかで煉獄さんというすごい柱との出会いが、彼の生まれつきの性質に、【根性】に影響を与えたんじゃないかと思います。
おそらく、獪岳は柱稽古に参加していなかったために、鬼側に目をつけられたのではと思っております。16巻では、鳴女の目が一人の隊士の後をつけるコマがあります。
獪岳が鬼側に堕ちたのは、彼の価値判断と自意識過剰、嫉妬深さがあったと思います。
「俺を正しく評価し認めるものは”善”、
低く評価し認めないものが”悪”だ!!」
獪岳のように「自己(俺)の尺度がすべて」の人は、かなり多いように思います。
ちなみに、こんな尺度に固執する人も国民も要注意です。
物事の価値をお金でしか測れないとか…
【いっときの若さ】だけに価値をおき、後先考えず搾取に勤しむとか…
(政府がすすめる奴隷移民政策なんてまさにこれ
)
(政府がすすめる

獪岳は自分が生き残るために人をだましますが…。結局は、自分が一番深く堕ちていくんですよね
。



出典:「鬼滅の刃」17巻

彼岸にいる爺ちゃんのシーンは、善逸の救いとともに、「責任転嫁の迷路」から救ってやれなかった獪岳への遺憾や無念さも感じるシーンでした。
たぶん、獪岳はそんな爺さんの哀しみを測ることはできませんでした。また生まれ変わっても、獪岳はまた同じ道をたどりそう…。
撮影日:2022年9月20日
「鬼滅の刃」では、生前に感じたモヤモヤが、亡くなった人の言葉として強く響くんじゃないかと思っています。もちろん霊の存在もあると思います。まぁ、そこのところは原作を読む人、映画を見る人に委ねられていると思いますが…。
私の最大の謎は、竈門炭治郎が先祖の記憶を見るところです。勝手に「日の呼吸のなせる業なのだ」と解釈していますが(笑)。

善逸のCVを務める下野紘さんが獪岳役の細谷佳正さん、桑島慈悟郎(じいちゃん)役の千葉繁さんとの3ショットをアップしてくれました。


