2025年1月4日 東京国立博物館に初詣してきました。お正月の垂れ幕が博物館らしくないというかなんというか。22年目になるそうですが、お正月の恒例企画「博物館に初もうで」を、2025年1月2日(木)より開催されています。巳年に因んでヘビにまつわる作品をご紹介する特集されていたり、国宝「松林図屛風」の展示などがありました。
賛助会員になりたくなってきました。
東京国立博物館
撮影日:2025年1月4日
東京国立博物館の「門松」
撮影日:2025年1月4日
池坊の方々が生けたそうです。
開催は1月2日~26日(日)、場所は特別室1~2で開催されていました。1月4日は東京文化会館でのバレエ鑑賞、1月26日は「大覚寺」展で鑑賞です。1月4日は1時間半、1月26日はなんと4時間も本館に。
ナーガ上のブッダ坐像
タイ・ロッブリー出土 アンコール時代・12~13世紀
三木榮氏寄贈
金印 漢奴倭国王(模造)
ヴェッレトリのアテナ
ペルセウスが女神アテナに捧げたメデューサに因んで、蛇のネックレスなど飾りがあるんですね~。
十二神将立像(巳神)
京都・浄瑠璃寺伝来 鎌倉時代・13世紀
自在蛇置物(じざいへびおきもの)
摺箔 白地鱗模様
能で「道成寺」などで、鬼女を演じるシテ(主人公)は、下のような鬼の面をつけて、このような鱗模様の衣装を着るのだそうです。
能面 蛇
縫箔 紺地丸紋散模様(江戸時代)
そして このような紺、黒、茶のような暗色の地に種々の丸紋をちりばめた衣装を腰巻として着ることがあるそうです。
弁財天坐像
鎌倉時代 13世紀
弁財天の頭上でとぐろを巻いているのは蛇の体に老人の宇賀神だそうです。食物や福徳の神で、弁財天と同じように信仰されたそうです。やっと、鎌倉の銭洗弁天とつながりました~。
そして 本館1階 13室に展示されていた国宝級の刀です。
古備前友成


国宝 太刀 長船景光
本当に龍が彫られていました~。
短刀 来国俊
「国」らしき文字が見えます。
1月26日は大覚寺の兄弟刀「膝切」、北野天満宮蔵の「髭切」を鑑賞しました。中世で持てば必ず勝利するといわれた二振りの刀が並んで展示されているのは奇跡のようです。
残念ながら、撮影はできませんでしたが、絵葉書とチケットホルダーを買いました。向かって左が大覚寺蔵の「膝切」で、右が北野天満宮蔵の「髭切」です。
今回の展示とのコラボで、それぞれのお寺様で御朱印の頒布が予定されているそうです。
イベント会場では台紙になる御朱印を貼る紙が販売されておりました。私はやっぱり源氏縁の刀なので、「鎌倉殿の13人」の御朱印帳に貼りたいですね~。チケットホルダーには笹竜胆の紋もあります。
実は、
おととし(2023年)、髭切を見に北野天満宮に行ったところ、宝物殿が開いていなくて、御朱印だけを拝受しました。横のフェルトは御朱印を拝受するといただけました。
紋が真ん中にあるので、折ることができず、アクリルの袋に入っております~。
└博物館に初もうで ―ヘビ~なパワ~を巳(み)たいの蛇(じゃ)!―パンフレット(PDF)
東京国立博物館 - 展示・催し物 展示 平成館(日本の考古・特別展) 開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」
関連書籍
狩野山楽の生い立ちなども紹介されています。
思いがけずお金が入ってきたことある?
→ないですね~。思いがけず、社会保険料とか税金でなくなっていたことはよくありますが。
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