【映画】攻殻機動隊 SAC2045 最後の人間 | いろいろといろ

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12月2日、池袋まで「『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』 (ghostintheshell-sac2045.jp)」を見に行ってきました。この公開では、総監督 神山健治氏と1995年、2006年の攻殻機動隊の映画を監督した押井 守監督が登壇するということでしたが、まさかの当選!!座席も前方ど真ん中という映画を見るのも、舞台挨拶を見るのも好位置でした。
 
カメラ池袋のツリー
SEIBUとPARCOの並びは変わらないでほしいなぁ。
 
グランドシネマサンシャイン池袋
 
 
メモオフィシャルサイト
 
概要:
 2022年5月からNetflixで配信されたフル3DCGアニメーション「攻殻機動隊 SAC_2045」シーズン2の全12話に新たなシーンを追加して再構成した劇場版。


2045年、世界規模の経済災害とAIの爆発的な進化により、世界は計画的かつ持続可能な戦争へと突入した。全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる公安9課は、突如として出現した新人類「ポスト・ヒューマン」の電脳犯罪を阻止するべく、先の大戦で廃墟と化した東京へ向かう。ポスト・ヒューマンによってアメリカの原子力潜水艦が奪われ核戦争の危機が迫る中、公安9課、アメリカ、ポスト・ヒューマンの三つ巴の戦いが激化していく。

前作「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」に続き、シーズン2で共同監督を務めた神山健治と荒牧伸志が総監督、「新聞記者」「余命10年」などの実写映画で知られる藤井道人が監督を担当。

2023年製作/126分/G/日本
配給:バンダイナムコフィルムワークス
劇場公開日:2023年11月23日

出典:映画.com
 
ゆめみる宝石九課の主要メンバー
出典:@gitssac2045_official
 
ゆめみる宝石登場人物
 
草薙素子  田中敦子
荒巻大輔  中博史
バトー   大塚明夫
トグサ   山寺宏一
イシカワ  仲野裕
サイトー  大川透
パズ    小野塚貴志
ボーマ   山口太郎
タチコマ  玉川砂記子
江崎プリン 潘めぐみ
スタンダード 津田健次郎
ジョン・スミス 曽世海司
久利須・大友・帝都 喜山茂雄
シマムラタカシ 林原めぐみ
 
ゆめみる宝石レポート

 ねこクッキーのっけから押井監督「時代をおっかけているのはえらいよ!」と。
 
右矢印「(神山監督は)世界で何が起きているのか? 起ころうとしているのか?に興味がある。アニメでこれをやるのは大変。時代は確実に変わりつつあり、映画でやるのは相当勇気がいる。(押井監督は)『パトレイバー』で時代に関わろうとした時期はあったけど、なかなかできない。時代に抜きつ抜かれつだったけど、今は時代が速い。映画のテーマとして難しくなってきた。」
 
ねこクッキー同作のキーワードの一つにダブルシンク(二重思考)がある。押井監督の作品は「虚構と現実」がテーマになっているものもある。
 
右矢印「虚構と現実と散々言われてきたけど、そういうことではないんだよ。つきまとっているものではあるけど、映画を作る上での方便なんですよ。それ自体が映画になるわけではない。最終的には人間の現実を語りたい。虚構なしで生きている人間はいない」
 
右矢印「人間は年を取るし、現実と自分の落としどころが見えてくる。現実は悪くない」
 
 
ねこクッキー「攻殻機動隊」は、未来を予測してきた作品で、長く愛されている。 その理由はなんでしょうか
 
右矢印「散々、聞かれたけど、分からないね。新しい技術は願望で語られる。技術は実際には違うところで進化する。AIへの畏怖、恐怖があるかもしれないけど、AIは人間に似せようと作っていない。願望なんですよ。恐怖は願望の裏返し。映画で語られている未来像は、現実とは違う。願望を下敷きにして恐怖、憧れを作り出すのが僕らの仕事。
 
 実際の技術は、人間の願望とは別の次元で進化する。インターネットがそう。つまらないところに着地する。予言するために映画を作っているわけではない」
 


 
ゆめみる宝石感想
 
カメラ入場者特典のステッカーは草薙素子さん
 
 
注意注意注意 以降ネタバレです 注意注意注意
 
 最後、タカシからプラグを抜く(人類はN化しない)かプラグを抜かないか(人類はN化する)という点につ会場に聞かれました。「抜く」5.5 VS 「抜かない」4.5という感じだったそうです。私は、抜かない方に挙手しました…。
 
 ストーリーですが、回収されていないように思われる伏線もあれば、強引に回収した伏線もあるので、あまり深入りはしないでおこうと思います。20世紀末に流行したSFのピースがところどころに現れるので、その世界観の中で漂っていました。
 
・1995年の「攻殻機動隊」が影響を与えた「Matrix」へのオマージュ
・「トロン」を思わせるコスチュームや車のデザイン
・最後、プリンが仮想世界でファイアウォールを突破していくところは、キアヌの主演していた「JM」
・冒頭のダブルシンクはキアヌさん主演の「スキャナー・ダークリー」に似ています。
 
これから、鑑賞する方は楽しんでください。
 
メモご参考
こちらの主演の声優さんたちのコメントも興味深いです。