11月は、8年か9年ぶりに宇宙戦艦ヤマトのコンサートにいってきました。宮川彬良さんのトーク、指揮は8年ぶりです。故宮川泰さんが作曲されたアルバム 宇宙戦艦ヤマト 組曲は好きすぎて、ファンになった人にプレゼントで送りつけていましたっw。
最後に行ったコンサート
場所は東京オペラシティ。実は2017年に新宿から行こうとして、すごい迷いましたので、今回は少し遠回りですが、渋谷から京王井の頭線で明大前までいき、京王新線に乗り換えて新宿方面に行く急行(このときは本八幡)に乗って移動しました。
東京オペラシティ
撮影日:2023年11月5日
コンサートホールは一番向こうに見えている3階フロア
ファンや主催者から送られた花束
撮影日:2023年11月5日
3列目のつもりでいったら、最前列でした。
なんだか恐れ多い…。
セットリスト
出演
指揮:宮川彬良
ヴァイオリン:篠崎史紀
(NHK交響楽団特別コンサートマスター)
ピアノ:宮川知子
スキャット:林美智子
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団
プログラム
宮川彬良&篠崎史紀トーク・ショー
作曲:宮川泰
組曲「宇宙戦艦ヤマト」
Ⅰ.序曲
Ⅱ.宇宙戦艦ヤマト
Ⅲ.イスカンダル
Ⅳ.出撃
Ⅴ.大いなる愛
作曲:羽田健太郎
テーマ・モチーフ:宮川泰・羽田健太郎
交響曲「宇宙戦艦ヤマト」
第1楽章 誕生
第2楽章 闘い<スケルツォ>
第3楽章 祈り<アダージョ>
第4楽章 明日への希望<ドッペルコンチェルト>
アンコール
真っ赤なスカーフ(組曲「宇宙戦艦ヤマト」より)
出典:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2345619
上段:
指揮:宮川彬良(左)
ヴァイオリン:篠崎史紀(右)
下段:
ピアノ:宮川知子(左)
スキャット:林美智子(右)
昭和のポップスを代表する宮川泰氏のテイストは、確かに息子さんの彬良さん、そしてお孫さんの知子さんに引き継がれていると思ったコンサートでした。宮川泰氏が逝去された直後のサンデーコンサートのとき、後方に松本零士氏がいらっしゃったのを思い出して、思わず心が天井に飛んでしまいました。
ご参考
宮川彬良&篠崎史紀トーク・ショー
覚えている部分だけ書き出します。
※11月11日、当日のメモがでてきたので追記しました。
小倉は進んでいる!
篠崎史紀氏のお父様が松本零士先生と同学年だったそうです。1974年10月22日に放映が始まったとき、裏番組の「アルプスの少女ハイジ」と「猿の惑星」のチャンネル争いがトピックにあがるそうですが、篠崎氏の家は必ず「宇宙戦艦ヤマト」だったそうです。また、小倉は戦艦を造っていたこともあり、学校での話題は「宇宙戦艦ヤマト」だったそうです。
彬良さん、それを聞いて
「小倉はすすんでいますね~」
篠崎氏も、宇宙戦艦ヤマトの最終回はテレビの前にラジカセをおいて、何百回も聞いたそうです。「オーケストラに入ったら、アレを弾ける」と思っていたそうです。
初めての特撮ものについて
篠崎氏が初めて出会った特撮は「ウルトラセブン」だったそうです。そこで盛り上がったのは当時の少年のあるある。布団の上で飛ぶ練習をしたり、仮面ライダーに憧れて、補助輪つけて疾走したりという毎日だったそうです。また音楽談義にも花開きました。ウルトラマンの作曲(宮内 國郎氏)がジャズテイストだったのに対して、ウルトラセブンはクラシックの大御所冬木透氏が作曲したそうです。なので、同じ特撮ものでも、テイストが全然違うとのことでした。
ピアノとヴァイオリンでウルトラセブンを聞かせていただきました。
「これだけの大観衆の前で【ウルトラセブン】を演奏することはないので貴重な機会だ」というようなことをお話されていました。
007に憧れてウィーン留学
篠崎氏は高校卒業後、ウィーン市立音楽院に8年留学するのですが、隠れた理由は「007」の音楽に魅せられたとのこと。好きな音楽を大観衆の前で演奏するのに憧れたというようなことを言っていました。
ヴァイオリンの練習は歯を磨くように
篠崎氏は歯を磨く感じでヴァイオリンの練習をしていたそうです。「歯を磨かないと気持ちが悪いでしょ。それと同じ」だそうです。
宮川家はサンダーバード
宇宙戦艦ヤマトと同時期に放映していたのは「サンダーバード」で、毎週、父と一緒に正座して見ていたそうです。
「サンダーバード」のテーマの演奏
音楽トークもろもろ
「ウルトラマンはブルースのバットマンを思い出します。和音がぶつかった感じを発見したときは感動しました。弾いた瞬間に記憶が戻ります。ウルトラマンはリヒャルト・シュトラウスの
「アルプス交響組曲」にセブンが出てきます」とは篠崎氏。
リヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」にはウルトラセブンの旋律が聞こえてくるなんて知らなかった。
また、宮川彬良さんのアレンジからイスカンダル…。このレコードが出た当時は平原まこと氏がサックスで主旋律を演奏していました。今回は篠崎さんのヴァイオリンです。
あなたを癒してくれる音は何?
→コンサートでもお二人が言っていましたが、小さいときに聞いていた音を聞くと落ち着きます。
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