『宇宙戦艦ヤマト2199』
コンサート2015

1月~2月の積み上げられる仕事をこなしてこれたのは、昨年の年末に公開された「星巡る方舟」の中にあったメッセージの1つ「絶対にあきらめるな」のおかげ。何かことあるごとに、このメッセージが脳裏をリフレイン

■ご参考;星巡る方舟の予告映像
で、今回のS席(8500円)には特典がありまして、劇中挿入歌の「わかれ」がついてきました。な、なんと

#映画をみたときから指揮者の名前が宮川彬良さんの名前だってことをチェックしていましたが、まさか、こんなオチだとは

で、コンサートはというと、映画の場面を映しながら、そのシーンのBGMをそのまま50名以上のオーケストラ+男女混成40名のコーラスで生演奏で鑑賞するというもの。そして、「地球を飛び立つヤマト」が終わると奈落から光とともに特務艦、宇宙戦艦ヤマトが現れるという演出。

(CR:村田陽一 @YoichiMurataさんのツィからお借りしました)
映像は選りすぐりのシーンだし、一人一人の方々の演奏はすばらしいし、リズムセクションにドラム、ティンパニ、マリンバ、ラテン系その他をそろえて、熱く盛り上げてくれるし、第一部の最期では感極まって、不覚にも涙がでてきてしまいました。こんなに熱い音楽聞いたのは、本当に久しぶりでした。
また、今回は序曲を歌ったYUCCAさん、ジレルの謎言語で「ジレルの囁き」を歌った橋本一子さんがまたすばらしくて。今回は2月28日昼の部と3月1日に参加しましたが、お二人とも最終日が一番のびやかで美しくて、そして鳥肌が立ちました。
今日はオーラスとあってか、彬良さん饒舌。
「今日は、何か汗のようなものが目から滴りおちていきました。…舞台でこんなことがあってはいけないんですが…」
#あれは感無量だと思います。今回のコンサートはDVDまたはBDで発売されるそうなので、また買いたいと思いますが、今回のような生の感動はずっと忘れずにいたいと思います。
「私の父、宮川泰はもともと画家だったことはご存じでしょうか。」
(観客)うんうんという反応。
「あ、みなさんすでにご存じのようですね。実は父は京都の美大出身です。卒業はしませんでしたが、ずっと鉛筆で細密画を描いていました。その対象はなんだったと思います?」
(観客)???
「戦艦ヤマトだったんです。父に宇宙戦艦ヤマトの曲を作ってほしいというオファーがあったとき、父は準備ができているという心境だったんではないでしょうか。僕は父が嬉々として40代、50代にヤマトの曲を作っていたのを知っています。また、後半になって苦しいなかで作曲していたことも。父が作ったヤマトの曲はなんと900曲…といっている人を僕は知っています」
アニメーションを映像と音楽の部分に分けるなら、映像やセリフは時代の影響を受けて変化しているのにも関わらず、音楽のアウトラインはそのまま形を保ち続け、宇宙の神秘、命の大切さの精神を伝え続けているように思います。目に見えるものより、一瞬で消える音の世界のほうが、変化の影響を受けにくいのでしょうか。
指揮:宮川彬良
演奏:ヤマト2199オーケストラ
セットリスト(オフィシャルレポートより)
(オフィシャルにある情報と記憶にあるものだけ)
【第一部】
■第1部「追憶の航海」編
銀河航路BG
無限に広がる大宇宙
夕日に眠るヤマト
地球を飛び立つヤマト
大河ヤマトのテーマ
ファースト・コンタクト
艦隊集結
ガミラス次元潜航艇
永遠に讃えよ我が光
ブラックタイガー
コスモタイガー(Wan・Dah・Bah)
ヤマト前進
ヤマト渦中へ
孤高のデスラー
第二バレラス
崩れゆく総統府 ~ 希望
大志(若者よ大志を抱け)(イントロにN23の頭8verを追加)
虚空の邂逅
美しい大海を渡る
■第2部「星巡る方舟」編
宇宙戦艦ヤマト2199 メインテーマ(コンサート2015アレンジ)
蛮族襲来
ガトランティス襲撃
薄鈍色の宇宙
アケーリアスの播種船
航海日誌
ジレルの囁き
ガトランティス
絵本
レーレライ
目覚めの時
大決戦-ヤマト・ガミラス・ガトランティス-
方舟は星の海へと還る
わかれ
わかれ-出航-
Great Harmony ~for yamato2199(コンサート2015アレンジ)
~アンコール~
真赤なスカーフ
銀河航路
宇宙戦艦ヤマト
■今回の記念品です。

■関連リンク
オフィシャルサイト
+宮川彬良 Presents『宇宙戦艦ヤマト2199』コンサート2015
+宮川彬良presents『宇宙戦艦ヤマト2199』コンサート2015レポート
若いってすばらしい―夢は両手にいっぱい宮川泰の音楽物語/産経新聞出版

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