【モブログ】箱根ガラスの森美術館 | いろいろといろ

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青空と金色の高原を堪能した後、箱根湯本行きのバスに乗って、箱根ガラスの森美術館に向かいます。

 

 

カメラ車窓から見た高原

 

「品の木 箱根はインランドホテル」で降車して箱根ガラスの森美術館に向かいます。桃源台方面からくるときは、次の停車駅の「俵石 箱根ガラスの森」よりも安全に行けます。

 

 

 

 

そして、

 

カメラ絶景~。

左から小塚山、冠岳、台ヶ岳だそうです。

煙が出ているところは大涌谷。

 

カメラご参考

 

カメラ光の回廊

 

 

カメラ光の回廊から見たツリー

 

カメラクリスタル・ガラスのススキ

 

カメラ11月1日からイベント点灯されるクリスマスツリー

 

 

サンタさんが待機中

 

 

カメラ少しずつ色づいています。

上矢印

下矢印

カメラ2022年11月19日のとき

 

カメラディアナ

上矢印

下矢印

カメラ2022年11月19日のとき

 

カメラ誓いの鐘

 

カメラよく見るとガラスがキラキラ~。

 

カメラヴェジタツィオーネ95

 

 

 

今回の特別企画展はヴェネチア、プラハ、パリの三都ガラス物語。

右矢印特別企画展 -ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語 ~歴史を駆け抜けた華麗なるガラスの世界~ | 企画展・イベント | 箱根ガラスの森美術館 (hakone-garasunomori.jp)

 

 

箱根ガラスの森美術館所蔵はベネチアガラスが主ですが、町田市立博物館からのボヘミアで制作されたガラス工芸品、井村美術館からは主にバカラやパリで制作されたものが一堂に会する貴重なチャンスです。

 

 

ゆめみる宝石1章 水の都のヴェネチアン・グラス
 

「海上貿易で隆盛を極めたヴェネチア共和国はシリア沿岸域より珪砂、エジプトからは海辺の植物を焼成し精製したソーダ灰を輸入しており、ヴェネチアン・グラスは船で運ばれた材料から作られる、まさに “海のガラス”と呼べるものでした。さらに、ソーダガラスには、熱してから固まるまでの時間が緩やかという性質があり、これがヴェネチアン・グラスに特徴的なイルカや龍、花などの繊細な装飾を生み出す技術(ホットワーク)を可能にしたのです。」

出典:特別企画展 -ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語

 

 

カメラベネチアングラスの大型ゴブレット

花装飾脚オパールセント・グラス・ゴブレット
1880年頃 ヴェネチア サルヴィアーティ工房
箱根ガラスの森美術館 所蔵

 

 

ゆめみる宝石2章 黄金の街とボヘミアン・グラス

 

カメラハプスブルク家の紋章が入ったゴブレットです。

双頭の鷲文蓋付ゴブレット

18世紀前半 ボヘミア 

町田市立博物館 所蔵

 

「神聖ローマ皇帝カール4世の治世から “黄金の街”と称えられていたプラハに、17世紀再び都を置き、芸術や科学を振興したハプスブルク家の神聖ローマ皇帝ルドルフ2世(在位1576-1612)の時代になると、カリガラスは精製技術の向上でより透明度の増したガラスとなります。水晶彫りの名工カスパー・レーマンがその宝石加工技術を応用してガラスに彫刻(コールドワーク)を施し、ガラスの魅力が存分に引き出すと、その輝きはプラハをはじめヨーロッパ中の宮廷を席巻。ヴェネチアにおいてさえ一時ボヘミア風のガラス制作が流行しました。」

出典:特別企画展 -ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語

 

 

ゆめみる宝石3章 芸術と恋の都のバカラ・グラス

 

「18世紀後半のフランスは、宮廷やサロンなどで使用される高級ガラスを外国からの輸入に頼っており、財政上の問題などによりフランス独自の高級ガラスの振興が急務でした。フランス北東部の豊かな森林地帯であったロレーヌ地方のバカラ村が燃料を大量に使用するガラス製造などに相応しい土地であると考えたメス市の司教がガラス工場の設立を提案。フランス国王ルイ15世(1710-1774)により1764年そのガラス製造の特許権が付与された事※が、バカラの歴史の始まりとなりました。以後、バカラはナポレオン戦争や景気不況のため何度か倒産や買収を繰り返しながらも存続し、技術向上や販路拡大を図っていきます。」

出典:特別企画展 -ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語

 

※ロレーヌ地方といえば、マリー・アントワネットの父、フランツ1世の所領で、ハプスブルク家の皇女マリア・テレジアと婚姻を結ぶときにフランスに割譲した土地。また、7年戦争(1756年~1763年)が終結してすぐ付与したんですね。

 

アイリス文赤色花器
1900年頃 ロレーヌ地方
井村美術館 所蔵

 

 

エンジェル装飾台座付鉢

1890年頃 ロレーヌ地方
井村美術館 所蔵

 

 

 

ゆめみる宝石パリのモードと香水

 

「個々の香水のイメージを確立するための香水瓶のデザインにもこだわりや注目が集まり、19世紀末から20世紀初頭までの数年間で、バカラへのガラス製香水瓶の発注が約20倍以上にも急増しました。バカラが制作した手作りの貴重なガラス香水瓶が、さらにメゾンのブランド力を高めていったのです。」

出典:特別企画展 -ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語

 

香水瓶「ミス・ディオール」1948年
クリスチャン・ディオール社
ガラス:バカラ社
高砂コレクションⓇ

 

 

カメラサルバトール・ダリがデザイン!!

香水瓶「太陽王」1945年
スキャパレリ社
デザイン:サルバドール・ダリ
ガラス:バカラ社
高砂コレクションⓇ

 

13時ごろ着きましたが、カフェにいったり、美術館にいったりで、15時すぎ。次は桃源台に急ぎます。

 

 

メモ関連サイト

右矢印ホーム | 箱根ガラスの森美術館 (hakone-garasunomori.jp)

└オンラインチケット(300円お得)

右矢印特別企画展 -ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語 ~歴史を駆け抜けた華麗なるガラスの世界~ | 企画展・イベント | 箱根ガラスの森美術館 (hakone-garasunomori.jp)

 

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