今日は果実園リーベルで朝活した後、
向かったのはkino cinema。
朝一の回で見たのは「The Princess」
Director:Ed Perkins
Writer:Ed Perkins(uncredited)
Stars:
Princess Diana(archive footage)King Charles III(archive footage)Queen Elizabeth II(archive footage)
(感想)
1980年のダイアナ妃の婚約~1997年の逝去までを描いています。当時のことを知りたい人には、生の情報なので、ぜひみてほしい作品です。
また、BBCでダイアナ妃のインタビューをとりつけた経緯が偽造だったインタビューもありました。
人の噂と憶測。そして、都合よく切り取られた映像が蔓延する世界。ダイアナさんを「不幸」に仕立てあげたのは、マスコミだったように思います
。最後のドディさんとのなれそめにしても、半ば「やけくそ」みたいに私には思えました。ただ、ダイアナさんは不幸のように書かれていますが、彼女なりに人生を全うしたように思いました。
純粋で世間知らずな少女は、憧れていたプリンス・チャーミング、王族の方々の裏を知りつつも成長し、花開き、そして散っていきました。傷ついたようにみえつつも、ものすごい精神力で歴史とマスコミに立ち向かっていった方だと信じています。
チャールズはというと、皇太子になったその日が最高に幸せだったと思うんですが、ダイアナさんの出現によって、影が薄くなったことを冗談めかしていました。私は、となりのダイアナさんの輝きというか、威嚇
に耐えられなかったんでは…と憶測しています。
今は、ヘンリー王子とメーガン妃にメディアの攻撃が集中しておりますが、彼らもメディアから距離をおいたほうがよいと思っています。曲解&拡散のトルネードの中から無事に脱出できることを祈っています。
最後に、
ダイアナさんを知りもしない人やメディアが「かわいそう~」「同情する~」というとき、その人/メディアをよく観察した方がよいと思います。インターネットがなかった昔から、「同情めかして聞くのがうまい人」「わかりやすく物語を作るのに長けている人」の伝播力はすごいです。また、それに応えて情報を出すお人好し…の存在が噂好きを育てています。
今後、「この映画で描かれたダイアナ」さんと同じ悩みを持つ人が出てきませんように…。