1995年8月31日 BBC マーティン・バシール氏によってなされたインタビューについて、そもそもダイアナ妃のインタビューをとりつけた経緯が偽造だったという報告書が上がってきました。
出展:AFBP
■BBCの記事より
2020年、BBCの依頼でジョン・ダイソン元判事が実施した。報告書によると、BBCのマーティン・バシール(Martin Bashir)元記者は、王室職員らが元妃の情報を流す見返りに金銭を受け取っていたことなどを示す銀行の明細書を偽造。これを元妃の弟スペンサー伯爵に見せて信頼を得ると、元妃を紹介してもらいインタビューを実現させた。
出典:jiji.com
もともと,男女間の機微は当事者で解決と思っているので、報道内容にはあんまり関心がありませんでした。だから、「ダイアナ妃の真実」(1992)なんて暴露本も読んでいなかったけど、事件の流れは頭の片隅でおっかけておりました。
結局 パパラッチに追いかけられてパリで事故死したときは、本当に気の毒で。この暴露本やBBCのインタビューによる印象操作がなけれは、違う人生を歩まれたような気がします。
今回の調査で以下の件が判明したそうです。
(抜粋)
元判事のダイソン卿が率いた調査では、以下のことがわかった。
・バシール氏はダイアナ元妃に接近するために銀行明細書を偽造し、BBCの規則に大きく違反した
・同氏はスペンサー伯爵がダイアナ元妃に自らを紹介してくれることを期待し、伯爵に偽造文書を見せて信頼を得ようとした
・そうして同氏はダイアナ元妃に近づき、インタビューを受けるよう説得した
・インタビューに対するメディアの関心が高まると、BBCはバシール氏がインタビューするに至った経緯を知りながら隠ぺいした。ダイソン卿は、BBCがそうすることで、「特長としている、誠実さと透明性の高い基準を満たさなかった」とした
・ダイアナ元妃は1995年の手紙で、この問題について「後悔はない」と書いた(手紙は報告書で証拠として示された)
出展:BBC
いろいろ言われていますが、客観的な判断がされたというのは今までの混迷を解決する第一歩だと思います。そして、私たちも、情報のとらえ方について、「誰かを人柱にしているような記事やSNSについては、事実でないことを疑う姿勢」が大事ではないかと思います。
そうでなければ、「サンゴ礁のやらせや慰安婦記事を捏造した朝日新聞」や「今回のBBC」のような偽物のジャーナリズムがまた出てくることは間違いありません。特にカオスと混乱とパニックをあおる日本のジャーナリズムはどうかと思います。
私の推しに対する基本スタンスは、「言われたことは信じる」。
ただ、
最近、推しのグループのメンバーにその信頼を裏切られ、打撃が大きかったですけどね。信じていた世界から遠くにきてしまいました。まあ、そういう人だとは思っていたけれど。