先週と今週、日本テレビで、ジェームズ・キャメロンが監督した「タイタニック」が放映されていました。もう24年前の映画ですが、色あせないですね。先日は「アンモナイトの目覚め」でケイト・ウィンスレットをみました。1990年代は息の長いスターを輩出した年代だったなぁとしみじみ思います。
あまり話題になっていませんが、タイタニックのワールドプレミアは、世界で最初に公開されたのは、第二回東京映画祭、つまり、
東京、渋谷だったんです。
出展:TIFF
(抜粋)
特に、「タイタニック」は、「ターミネーター」シリーズのジェームズ・キャメロンが初めて手がけるラブストーリー、史上空前の制作費2億ドル、トップスターとしての座を固めつつあったレオナルド・ディカプリオの最新主演作などの話題で、製作段階から注目を集めていた作品であった。
そして、世界中の映画ファンの羨望の眼差しが注がれる中、Bunkamura オーチャードホールでのワールド・プレミア上映が実施されたのである。一目レオ様を見たいと会場周辺に詰め掛けたファンの悲鳴にも似た歓声とフラッシュの嵐を浴びるディカプリオとジェームズ・キャメロン監督の姿は、大きくマスコミに取り上げられ、文字通り社会現象となる。
「タイタニック」の最終的な配給収入160億円は、それまでの国内記録を大きく更新し、全世界での興行収入18億ドルは現在も破られていない。ロシアには上映開始から8年間も「タイタニック」を上映した街があると言うが、その伝説のスタートは東京国際映画祭だったのである。
(抜粋ここまで)
出展:TIFF
1997年 シネコンが少なかった当時、Bunkamuraオーチャードホールで公開されたんですよね~。ちなみに、ヴァージンシネマズ六本木(現在 TOHOシネマズ六本木)は2003年4月にオープン。彼の地で最初にプレミアをしたのは、「マトリックス リローディッド」。以後、プレミアの聖地になりました。
劇場で50回鑑賞したという人もいたくらい、タイタニックは、見るたびに発見があります。ジャックとローズのラブストーリーが軸になっていますが、ちょっとした背景にいる人物でさえも、当時引き上げられた遺品や写真からのショットがちりばめられています。甲板にいるときの人々の姿、コマを回す少年も。前編は、華やかな一等先客の様子を紹介し、後編はジャックとローズのおっかけっこでタイタニックの内部をくまなくありのままに観客に見せてくれるという展開になっています。IMAXで鑑賞したときは、船内を冒険しているような錯覚に陥りました。
ところで、タイタニックの映画に関係するものを展示しているお店が横浜の元町にあります。
■JH Cafeさん
映画ファンにとっては垂涎のお店です。
隠れた聖地になっています。
■タイタニックの映画で使われた欄干の一部
レオ様のサインなど。3等乗車券もあります。
■貴重な資料も
↑タイタニックが沈んだときの新聞
■300の盾
※どうしてもガラスにいろいろ映りこんでしまいます…。
■ダンス ウィズ ウルブズやジェーソン…
■オムレツが名物ですが、このときは朝食をとばしていたので、JHカレーのランチセットをお願いしました。
大ぶりのタマネギと豚バラそして、焦しニンニク~♪
ところで、タイタニックを運行していたホワイトスターラインはその後、ライバル会社のCUNARD LINEに吸収合併されます。そのCUNARD LINEは今も健在で、かのクィーン・エリザベス号を運行しています。
■2年前、横浜に寄港したとき大黒ふ頭まではるばるいきました。
ところで、ちょっっと自慢させてください。
1994年、会社の団体結成記念でもらったクイーン・エリザベス号の時計です。
普通 社名を入れるところ、サウザンプトンと書いているのに、いまだにこの時計を作った人の思いに心をはせます。