■潮出版-パエトーン
■ぽれぽれドライブ-【ひとりごと】広瀬隆の「危険な話」は絶版だけれど・・・
■ぽれぽれドライブ-【ひとりごと】放射性物質の拡散〔ヨウ素131、キセノン133、セシウム137〕
■ぽれぽれドライブ-【ひとりごと】化石燃料枯渇と原子力発電
ぽれぽれドライブ-【ひとりごと】広瀬隆の「危険な話」は絶版だけれど・・・で紹介していた山岸涼子氏の1988年の作品パエトーンが潮出版で公開されています。興味のある方は是非、読んでみてください。
ところで、先日ようやく広瀬隆著の原子炉時限爆弾が到着しました。第1版は2010年8月26日、第2版は2011年3月30日。私のように、あの地震の後、買った人が多かったようです。冒頭、ショッキングな問いかけから始まります。
「日本はあと何年ここに住んでいられると思いますか?」
著者は「かなり高い確率として、日本はないかもしれない」と応えます。
その根拠がこの本には書いてあります。特に問題になっているのは、先日、首相から停止要請があった浜岡原発でした。また、地下水が放射能物質を地上に出すメカニズムも解説されています。こういう切り口でこられると、
…2011年以降、放射能を影響を受けずに生きていくことが難しくなるなあ…
なんて思ってしまいます。
原子炉時限爆弾/広瀬 隆

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ところで、先日、サンデル教授の「白熱教室」との論題がこれでした。(うろ覚えです・・・



少数の

・生活の水準をどこで測るかが問題。今回の節電でひとつ部屋に家族があつまるようになり、かえって家族の結束が高まったという意見もある。
・原子力は人間には扱いきれないもの

・進歩には何かのリスクが伴う。そのリスクを乗り越えて、人間は進歩するのだ。
ただし、原子力発電のリスクは飛行機といった技術レベルと同じかという議論があります。特に、パエトーンのような過ちを犯さないためには、どうすればよいのでしょうかね。
ではでは。