逸材を見抜く目と育てる力と・・・・ | いろいろといろ

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 ずっと前にとある同人誌である編集者のつぶやきを読みました。1970年~80年代、漫画家を目指す人は、編集部に持ち込み、またはマンガ賞に応募していた時代の話。「うる星やつら」「めぞん一刻」などで、一世を風靡している高橋留美子ですが、彼女は1978年、投稿作「勝手なやつら」で第2回小学館新人コミック大賞少年部門佳作で入選し、同年「うる星やつら」でデビューしました。
 彼女、少年サンデーだけではなく、少年マガジンや、その他の雑誌にも投稿していたわけですが、一番好きだった雑誌、少年サンデーに見初められてそこからデビューとなりました。

うる星やつら (1) (小学館文庫)/高橋 留美子

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 彼女の光るものを見抜いた人はどんなところが光って見えたんだろう・・・・と不思議に思うのです。「勝手なやつら」を読みましたが、当時としては、破天荒な物語で、彼女の世界に入り込むのが難しかったのを覚えています。そして「うる星やつら」「めぞん一刻」が始まり、いつの間にか、どんどんとキャラクターが立ち、物語も奇想天外でルーミックワールドという独特の世界を作り上げました。

 高橋留美子さんの力があってのことだと思うのです。でも、多くの編集者が彼女の中の光を見つけることができませんでした。

 冒頭の同人誌の編集者の話によると、とある少年誌が休刊になったとき、編集部で投稿原稿を整理したところ、高橋留美子さんの原稿を見つけて、「誰だ、これ見たの?」と押し付け合いになったそうです。その雑誌は1980年代に休刊となりました。方や少年サンデーはその後20年あまりもなお、まだ続刊しています。

 休刊になった雑誌の編集者と少年サンデーの編集者の差はいったいなんだったのか、不思議になるんですよね~はてなマーク





ところで・・・・、




 向井理さんが芸能界に入る前に紹介された雑誌をAmazonで見つけました。まだ、売っているんですね~。

Tokyo graffiti #12Tokyo graffiti #12
(2005/08/01)
不明

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 で、左上の写真がその向井さん

$ぽれぽれドライブ

 「あの1点見て」

と言われて、そっちを向いて撮影されている感じ。この写真から思える印象は「一徹」「曲げない」っていう感じです。でも、左上にちょっぴり出ている笑顔はいいですねぇ。癒されます。

 この雑誌の向井理さんを見て、逸材を見抜く目、育てる力って 何かなぁなんて思うこのごろデス・・・・ニコニコ