8月の都合がついたのでGWに引き続き今年2回目、通算9回目の北海道ツーリングへ大洗から出発。
8/25~9/3までの9泊10日(船中2泊)
この時期はスーペリアのシングルユースが販売されていて、折角なのでスーペリアオーシャンビュー和室を取っていた。
スーペリアは快適すぎて、もうコンフォートに戻れないカラダになりそう。
ミニ冷蔵庫が備え付けてあるので、これなら食堂にわざわざ並ばなくてもコンビニ弁当を買っておいて好きな時間に食べることもできる。
乗船日は自室のシャワーで汗を流し、翌朝は6:30から大浴場のサウナでさっぱりした。
上陸初日、土曜日。13:30に苫小牧西港着岸して、14:15頃に下船。
車両甲板での待機時間があまりにも長いため、せっかくサウナでさっぱりしたのに汗だくになってしまった。
どこに向けて進路をとるか?
北か東に向かうなら日高沙流川が下道でちょうどいい距離。
しかし翌日は稚内を除いて道内全域どこも天気がよろしくない。
滞在日程中の天気が安定している奥尻島を目指すことにする。
有珠山SAにて小休止。
道央道の落部ICで降りて、道道67で日本海側に抜ける。
途中、厚沢部のホクレンSSでイエローのフラッグはゲットした。
江差17:40発のフェリーに間に合えばそれに乗りたかったが、苫小牧西港14:00過ぎ下船では、それは全然無理だった。
乗船手続きは出港40分前に済ませる必要があり、17:00までに江差につかなければならないが、3時間たらずで253kmを走るのは絶対に無理。
江差から奥尻へのフェリーダイヤは時期にもよるが9:40発と17:40発の2便しかない。
翌朝の1便に乗るつもりで、江差から南に20分程度の上ノ国にある夷王山に幕を張った。
奥尻に行くには、青森・大間からの青函航路か、4:00に小樽に着く新潟航路か、19:00に苫小牧西港につく大洗深夜便などがタイムロスが少ない。
夷王山キャンプ場Bサイト(無料)から見下ろす上ノ国の町並み。
泉質はトゥルントゥルン系。
アメニティもサウナもないが、露天はあり、湯温が熱めで、長旅の疲れを癒やすのに非常にいい。
船はハートランドフェリー「カランセ奥尻」。
本土からどんどん遠ざかっていく。
北海道最西端の地、北追岬公園キャンプ場に到着。
結局、島の北東の先っちょにある賽の河原(無料)に張った。
15:00ぐらいに閉まる食堂もあったので、はじめから此方に来ていれば、生ウニはなくとも何か地魚の海鮮丼を頂けたのかもしれない。
他には1組が2人用テントを張っているのと、夜遅くにもハーレー乗りのソロが張りにきた。
2人用テントの年配の老夫婦が、挨拶に一声かけてくれた。
頭が白くなっても、仲良く手を繋いで夕日見て、小さい2人用テントで2人並んで寝れるっていう関係はすてきだなあ。夫婦なのかどうか確認してないけどさ。
ここは夕日も見れるし、朝日も見れる、両方見れるのがいいし、港までも15分くらいで行けてアクセス至便。お風呂が近くにないのだけは我慢するしかない。
明日は7:00発の1便に乗るために、4:00起床、5:30撤収を目指す。
それを逃してしまうと、2便は奥尻15:00発の江差17:10着だから丸1日を棒に振ってしまいそうだ。
ウニも食えないのに、こんな小さい島でひまを潰す方法はないだろさ。
北海道で7泊できるうちの2泊を奥尻島のために使った。
3日目の9:10に本土に戻ってきてあと残り5泊あるのは走り回るのに十分で、そんなに焦る必要はない。
昨日、風呂に入れていないし、洗濯物も溜まりはじめたので、この日は風呂・ランドリー付きのキャンプ場がいい。
高規格キャンプ場の苫小牧アルテンに電話で予約を入れた。
人気のサイトで土日はすぐ予約が埋まってしまうが、月曜日なので空いている。
苫小牧は振り出しに戻るようだが、こういう時でしか苫小牧アルテンに訪れる機会はないのでちょうどいい。
国道277で雲石峠を越えて八雲に出、長万部のカニメシで昼食とする。
サイトから歩いて3~4分の場内に温泉がある。
温泉は600円だが、同じ金額の600円でサイト利用者限定の3日間有効パスのような、何度でも入れる券を管理棟で売っているので、これを買わない選択はない。
温泉にはサウナ、露天、休み処、食堂・喫茶、売店、一通り揃っている。
風呂上がりに食堂でソフトクリームを頂きながら、食べはしなかったが、メニューをめくるとここにもあんかけ焼きそばがあった。
寝る前にもう一回温泉に行きたいので、チンタラしてられない。
ST-320で鉄板も出して2台体制で焼いた。
温泉ではサウナ・水風呂を3セットでリフレッシュした。
テントに戻ってからも夜風が心地いい。
すぐに眠れた。
上陸3日目にしてはじめてシュラフを使う。
4日目は苫小牧アルテンを8:30に発って道央道に乗る。
苫前から日本海に出る。
深川留萌道は赤トンボの群れで、夏の終わりを感じさせる。
オロロン街道を北上しながらホクレンSSを訪ねて青フラッグを取りにいくつもり。
ウニ丼めあてにココカピウで昼食と思ったが、またウニが未入荷とのこと。
今まで3回訪れて、3回ともウニがなかった。
実はここでウニ丼を食べたことは一度もないような気がする。
カニも十分うまいけど。
食事を済ませて身支度をしていると、地元マダムが「カッコいいバイクだね~、稚内まで行くの?」と声をかけてくれた。
カッコいいだろう、このCBF600Sの最終型はおれの自慢のマシン。一回もコケたことがない、ピッカピカの単車なんだ。
青フラッグを探して、ホクレンSSを巡るが、羽幌、初山別、遠別、ことごとく売り切れ。
「ライダーフラッグ発売中」の看板を堂々出しときながら売り切れてるというのはやめてほしいな。
フラッグ詐欺だよ。
手塩でようやく青フラッグをゲットし、オトンルイ風力発電所で記念撮影。
道内7泊のうちのちょうど真ん中の4泊目、まさに折り返し地点の兜沼公園。
7泊目は、苫小牧までの射程圏で中札内のスノーピークポロシリかホテル日航ノースランド帯広にとりたい。
フラッグは黄(道南)と青(道北)はゲット済み、緑(道東)と赤(道央)を残す。
その辺をふまえ5泊目と6泊目を何処にとるか?