北海道ツーリング 2023 GW 中編 | 疾きこと 蜂輪九佰

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ツーリングの感動を中心に、
バイク、キャンプ、愛犬のことも織り交ぜて
日常をゆるく綴る随想録です。

未明には3.8℃だった尾岱沼ふれあいキャンプ場は、昨日の阿寒ほどではないものの、かなり寒かった。

予定より1時間半も寝過ごしているが朝食はシッカリ食べる。困ったときのマルシンハンバーグで。

10:20に出発。起床して発つまでに3時間はかかってる。無駄なことやってるから。

こんな晴天に恵まれた幸運に感謝しつつ、開陽台へ到着。

展望台には寄らないで、ここでいいわ。近々、展望台を建て替えるというウワサ。喧騒から距離を置いて風景に浸る。

そして定番の北19号でも。空が青い。青すぎる。

千歳空港のラーメン横丁でおなじみ弟子屈の弟子屈総本店は13時で10組くらい並んでた。回転が早いのですぐ座れた。弟子屈で取れた小麦粉を使ってるっていう触れ込み。

美幌峠もさくっと探訪する。GWの峠は凍結でヤバいって聞いてたけどこの天気なら路温は20℃をこえて完全にドライだった。
凍結注意というのは夜間早朝に限ってのものだろう。

峠を下って、和琴湖畔キャンプフィールドにテントを張る。

長年憧れていた場所だった。
ソロ区画ではなく、普通の区画を取っている。繁閑で料金変動だがこの日は5/2なので平日料金の2,200円。関東の相場からしたら破格。
美幌峠から見下ろしていた美しい屈斜路湖でテントを張って、そして寝る。

和琴名物の露天温泉にも浸かってきた。
別名、コタンの湯というのか。湖を眺めながらのシチュエーションは最高だが、藻が繁殖してて実際気持ち悪いことこの上ない。
話のタネに一度は入るべきだが、しっかり洗いたいならバイクに乗って別の有料の湯に入りにいった方がいい。
マナーの悪い地元民が湯槽でシャンプーをやりだしたのでさっさと退散した。

テントに戻り黄昏タイム。この景色は今だけは俺だけのもの…って思ってると、浮かれ女子が目の前でパシャパシャ写真を取り出した。
あまりにも堂々とやるもんだから一瞬、呆気にとられてしまった。
人のサイトに入んないでください!
あっ、すみません…だって。
いちいち言われるまで分かんないか?フリーサイトじゃないんだからさ、常識で考えよう。

この日のお酒は弟子屈のフクハラで買った4合瓶の純吟。
上川大雪酒造だが初日に飲んだ十勝と同じくこれも帯広畜産大学内で製造している。なんだろう?このビジネスモデルが流行ってんのかな。

ぐんと冷えてきたので前室にこもり、〆はカツ丼。

5日目、夕べは寒すぎて2回ほど小用で起きてしまい、よく眠れなかった。最低気温は1.0℃。

卵2個使いでチキンカツ丼。アツアツの朝ごはんが至福の時だ。

卵の供給不足のため4個~6個くらいの少量パッケージが店頭になく、仕方ないので10個パックを買っている。
使って減った分だけナイフでパックを切り落として行けばオーケー。ロングツーリングで卵ケースは必須ではない。
バイク乗り入れ不可で、遠くに停めてあるのでちょっと一手間かかる。以前は繁忙期除いてバイクは乗り入れできたらしい。今は経営が替わっている。11時撤収完了。

曇り空でいまいちなこの日は、特に行くアテもないが紋別方面のキャンプ場を訪ねてみる。
途中買い出しに寄った北見でこぐまグループ発見。

コムケ国際キャンプ場を目指していたが、上湧別チューリップの湯で入浴して、食材を買っていると遅くなってしまった。どうにも管理棟が開いている時間のチェックインは間に合いそうもない。
中湧別の五鹿山キャンプ場に幕営。
ここは今風のオートキャンプ場(2,000円)と、テント床の昔ながらのキャンプ場(500円)の2ヶ所のサイトがある。500円の方を選んだが、場内路での取り回しにちょっと力が要るので、オートキャンプ場のほうでもぜんぜん良かったなと後になって思う。