スリップサインは突然に。
この夏、フロントタイヤの偏摩耗ばかりに気を取られていた。
今日はお盆休みで、早朝のK-1へ。
さすがに今日は誰もおらず、ひとりでK-1を走っていた。
いつもの右コーナーを旋回していると、リアタイヤが「ズズッ」と滑ったような気がした。
「このコーナーに轍(わだち)は無かったよなぁ」と思いながら、次の左コーナーでも同じように「ズズッ」。やっぱり気のせいか…と思ったが、K-1の最後のタイトコーナーでも、立ち上がりでアクセルを開けた瞬間に大きめの「ズズッ」。
ヤバイ、これは本当にリアタイヤが滑っていると気づいた。
昨日まで全くグリップに問題なかったリアタイヤが、突然滑り出したのだ。確かにパターン(溝)が少なくなっているのは乗車前のチェックで確認していたが、こうも突然にグリップを失うものなのか。リターンライダーの経験不足を露呈する結果となった。
お盆明けに前後タイヤ交換決定。慣らし運転を含めて、僅か4,000kmしか持たなかった。夏のボーナス、とっておいてよかった~。
「タイヤは命を乗せている」です。
確かにスリップサインが…。でも、あまりにも突然な変化。
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