日本人選手登場!
後半戦に、ひとりの日本人選手が登場した。背番号は「14」
ちょうど目の前でプレーしている彼にボールが渡ると、スタジアムは割れんばかりの歓声に包まれた。
「人気あるわね~あの子。KUBO君だって。あなたたち知ってる?」
伊達木社長が天野さんと大杉さんに尋ねる。二人は思案顔だった。
確かに、他の選手とはまとっているオーラが違う。
そして――後半に見事なシュートを決め、V・ファーレン長崎が1対0で勝利した。
「やったー! 長崎が勝ちましたよ!」
「幸先いいじゃないの、天野さん」
伊達木社長が満足げに言った。
試合後、KUBO選手がインタビューを受けていた。
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