今月もおもちゃ病院の件 | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 過去のブログを調べてみると、ほぼ毎月おもちゃ病院の開催日はそのことを書いています。毎月、入院患者と言う宿題を持ち帰って次の開催日までにそれを修理しなければ、と言う枷にはめられていることもあって、一月の行動予定が、おもちゃ病院に左右されることがあるので、毎月意識せざるを得ないということがあります。

 

 でも、ほんとうのところは、おもちゃ病院で新しいおもちゃに出え会う事、新しい課題が与えられること、修理がうまくできたときの快感、なども含めて、おもちゃ病院のドクターをやっているのが楽しいのです。

 

 先月の入院患者は

オフお風呂のおもちゃで、上の口からシャンプーの原液とかを放り込んで、右のレバーを押すと、下からソフトクリームのような泡が出てくるというものです。中を開けてみると、プラスチックの軸が折れていました。それで中に針金の心棒を通して、接着剤で固めて、組み立て直すと、無事動きました。

 という訳で、先月一件の入院患者は無事治療完了して、今日持ち主に渡すことができました。

 

 会場で担当した1件目は

 全体写真を写し忘れていたので、内部の写真だけでは解らないですが、赤ちゃんのベッドに付けるオルゴールで、そこから出ているひもを引っ張ると、音が出るのだそうで、赤ちゃんが、喜んで散々引っ張っていたら、音が出なくなったそうです。写真の様に解体してみると、写真の真ん中あたりにあるバネが伸びてしまって、ひもを引っ張ったらもどれなくなってそこで作動するスイッチのオンオフができなくなってしました。バネを取り付け直して再調整して動くようになりました。

 

 2件目は

 ばらばらになっていますが、羽根つきのモーターがあって、スイッチを入れると、風が出て、シャボン玉を作るおもちゃだそうです。

 この写真は修理完了のところです。モーターのオンオフのスイッチが壊れていました。写真の下の方に移っているゴマ粒のような部品がスイッチです。ちょうど、互換性のある部品を持っていたので、付け替えて治りました。

 

 と言うことで、今日は会場で2件担当し、2件とも無事修理できました。

 

 もう終わりと言うところで、入院患者を一件押し付けられました。写真を写す以外の機能は動くというのですが・・・

 カメラですね。これおもちゃ?と言うほどしっかりしたものです。昔のコンパクトカメラよりはるかに高性能だと思えます。

 

 それで、まあ家に持って帰ったのですが、ちょっと調べてみると、記憶媒体がマイクロSDカードです。こりゃあ、普通の写真機に普通に使われる、メディアです。おもちゃの域を越えていますね。

 さらに調べると、カード異常と言うエラーが表示されています。どうやらカードのフォーマットが壊れているようです。それで、パソコンにつないでフォーマットしなおしてみると、ちゃんと動くようになりました。

 これは全く普通の写真機の使い方で、普通に起きることで、故障でも何でもありません。ちゃんと、取説通り使えば普通に対応できる現象でした。

 

 下の写真でカメラのすぐ下にある黒い■が、件のマイクロSDカードです。

 

 どうもこのカメラについては、予想を覆す解決でしたが、一応これで、先月の入院患者、今月の現場対応の2件、今月の入院患者、のすべて治療完了となり、好成績で終わってしまいました。

 

 まあたまたま今月は運がいい物件に当たったのですが、それでも、やはり10年を超える、経験があってこそ簡単に解決できたと思います。

 

 昨日は、刈り払い機の上達の話を書きましたが、このおもちゃ修理のスキルの向上も、断酒後に身に着けた、素晴らしいスキルだと思います。


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