今日は大阪府断酒会の会計監査 | 断酒てへ日常

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 私は昨年度で会長を止めてそれと同時に大阪府断酒会の理事も辞めました。にもかかわらず、毎月の理事会に出席しているのは、私が大阪府断酒会の監事をしているからです。監事と言うのはお目付け役と言ったところで、主な役割が理事会に出ることと、年一度の会計の締めで会計監査をやることになっています。

 

 新年度に入り昨年度の会計を締めて、総会で報告をするにあたっての監査を今日行うことになったわけです。基本的には、決算項目ごとの数値の根拠となる資料を確認することとなるわけですが、すべての項目を見て、かつすべての領収書とかその他の資料を確認することなど現実的ではありません。

 そこで昨年度のと一昨年度の決算結果が大きく違っているところのその根拠など聞いてみることにしました。特に営業損益ですが結構利益が出ています。断酒会と言う法人は私益を目的とする団体ではありません。それにしては利益が出ているのは?と聞いてみると

 全断連最大の県連である大阪府断酒会も、衰退の流れからは逃れられず。年々会員数が減っています。収入の基本が会員の会費である以上、収入は減る一方ですので、そのための対策として、役員交通費の負担を減らす、それから助成金を全は以下の断酒会から一律減らすといった対策をしました。ところで昨年度は大阪府の補助金をいろいろ申請してかなり多くの補助金をもらうことができたので、たまたま。黒字になったそうです。

 来年度はどれほど、補助金の申請が通るかわからないですから、来年度もどのような結果で締めることになるかは予断を許さない所のようです。

 

 それから最大の収入である会費の納入状況を調べてみたのですが、各月ごとの納入金の合計のはずなのに単純に人数×会費とすると合計があっていません。それでよく聞くと、各断酒会からの納入金が一人当たり700円だったはずが、実はそうでなかった甲斐があって、それで返金処理をしたりした結果、納入人数と、収入金額が帳簿上で合わないことになっていたとのことでした。

 入金した会の会計係がどんな勘違いで、一人当たりの金額を間違えたのかはわかりませんし、あとになってその間違いを見つけて、集積するなど、ややこしい処理が求められていたことも分かったのでした。

 

 まあ、会員数600人ほどで、会計金額も1000万円ほどにもなろうかと言う団体の会計ともなると、色々なことがあるものだと思い知りました。そしてそのうえで、「監査の結果適正な内容であったことを確認しました」として署名捺印をしてきました。

 

 まあ半日で終わってしまいましたが、もっと細かいところまで追求してみてもよかったでしょうか。


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