今朝は雪が降っていました | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 私が住んでいるのは、大阪府でまあ瀬戸内気候に属するので、冬と言えどあまり雪が降ることはありません。それでも偶には降ることもあります。

 これが今朝の状況でした。7時ごろには雪が舞っていて8時には数センチの積雪がありました。まあその程度だったのです。昨年の今ごろ10cmたらすの積雪があって、そこをスクータで仕事をしに行って途中思いっきりこけて、肋骨にひびが入るということがありました。幸い今日は当番の仕事は昨日でしたし、道までは雪は積もっていなかったので、出かけても大丈夫だったと思います。

 

 雪にはいろいろと思いだすことがあります。学生時代には、雪山に登ったりしていましたが記憶に鮮明なのは、初日の出を見に山の頂上の雪の中で幕営をしていたのですが、ただ雪に埋もれたテントの中で酒を飲んでいただけだったことです。スキーにも行っていたのですが、ちょっと滑ってはロッジでビールをのむことの方が多かった記憶が強いです。

 

 社会人になってから会社が主催するスキーに入っていたのですが、行きのバスの中でビールを飲み過ぎては途中トイレのためバスを止めたりし、スキー場でも、ロッジでビールばかり飲んでいて、その合間にちょっと滑るだけというありさま。帰りのバスに乗る前に散々酔っぱらってしまって、周りの人にバスに担ぎ込まれたのを憶えていないなんてこともありました。

 仕事で路面の雪を解かす装置の開発をしていたことがあります。路面が凍結して、車がまともに走れないのは雪国では困ったことですので、そんな装置が国道の要所に設置されていたのです。

 道路に雪が積もって初めて装置の効果が確認できる訳ですから、雪の時期にはしばしば現地に出張していました。工事中の昼は作業をしているのですが、夕方になると、職人宿に戻って酒を飲むだけそんな日々でした。出張先なので、上司の目も届かない訳で職人さんとルーズな生活ができたのです。

 工事が終わると今度は計測をするのですが、これが昼夜兼行で連続監視です。宿に戻って夜にデータの整理をするのですが、酔っていて、一昼夜分のデータを飛ばしたりデータを捏造したりしたこともありました。

 

 この仕事をしているうちに20数年勤めていた会社をリストラされました。それ以前からの長い間の大量飲酒が原因ではありますが、最後の一押しが雪を溶かす設備の現場作業にあったことは間違いなさそうです。

 

 たまたま雪が降ったので、それにまつわる思い出を書きましたが、酒が絡んでろくでもないことばかりが思い出されます。まあそんな人生だったのですね。


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